数十億年の時間をかけて、この地球が作り出したダイヤモンド。 古くは「アダマス(「征服されざる石」というギリシャ語)と呼ばれたとおり、 何者にも傷付けられない、万物最高の硬さを物語っています。 透き通った石から発せられる、虹のような光のプリズム。 狂おしいまでの一途な輝きは、たとえていわば、スフィンクスの瞳―。 歴史上にも登場する、不幸のエピソードを持つダイヤモンドたちはあまりにも有名です。 美しすぎるダイヤモンドが罪なのか、それとも、その美しさに翻弄された人々たちが罪なのか・・・。 映画の中で、「ダイヤモンドは女の子の友達」と歌ったのはマリリン・モンロー。 15世紀に半ばにオランダの宝石職人がダイヤモンドの粉で磨くことを思いつき、 17世紀末にブリリアン・カツトが発明されます。 天からの贈り物と人間の知恵の結晶が、まばゆいばかりの煌きのなかに秘められているのです。
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和名 | 金剛石 |
主産地 | 南アフリカ、ブラジル、シベリア、タンザニア ネズエラ、ガーナなど |
色 | 無色、青、ピンク、黄色、緑、オレンジ 赤、褐色 |
宝石ことば | 不屈、純潔 |
ダイヤモンドは不屈の意志を貫く石。 成功、勝利、富、権力をもたらします。 精神、肉体、意識などあらゆる方面を浄化し、持ち主の進む道を照らしてくれるでしょう。 |