Libra
天秤座
天秤座★活動宮☆ 男性星座。守護星は金星
バランス。美の均衡。あらゆるバラエティのある他者との交流。
他人への興味。社交性。
7室にあたる天秤座で、人は初めて他者の存在を意識する。
前半6星座で、人は個人としての完成を目指していた。
天秤座でやっと客観的に人と関わることの重要性を知る。
天秤座が対人関係の星座といわれるのはそのため。
同じ金星がルーラーである牡牛座との比較でいうと、
牡牛座が物をコレクションするとすると、
その集めたものをみんなに見せて共有化しようとするのが天秤座。
(美術館、サロンを開く、広報など)
物があれば人にプレゼントなど。
バランスのとれた対人センスが発達する。
十二星座の前半部は、個人性の探求、
そして後半部は、集団性の探求である。
前半部において、個人の生き方の完成に至り、
さらなる可能性を求め、他人との交流を始める。
はじめて他者と関わる、という意味で、
180度を隔てた牡羊座<と、天秤座は似ている。
はじめて個を確立しようとする牡羊座と同様に、
はじめて他に接近する天秤座も、対人距離が掴めない。
とりあえず人に会ってから、なんでも考えようとする。
つまり、危険性の高い実験性が、対人関係で展開される。
予想外の出来事で、悶え苦しんだり、振り回されたりする。
蟹座に現われる作用は、
90度手前にある、牡羊座の作用の否定。
独創性を否定し、平凡性に最大の評価を与える。
一方、天秤座で現われる作用は、
90度手前にある、蟹座の作用の否定。
同質性を否定し、異質性に最大の評価を与える。
すなわち、天秤座は、牡羊座の作用の肯定となる。
天秤座は、個々人が自由に主張すること、
その差異を観察することに面白さを感じる。
この環境では、自分もまた個性を発揮する必要がある。
牡羊座の粗暴な個性は、天秤座で洗練された個性に変貌する。
個々人が雑多な思想を持つと、
最後に真実が全く分からなくなる。
天秤座は、この中で共通性を発見し、
これが客観的な人間としての知識となる。
時代、地域、年齢でも変化しない、永遠の人間像。
天秤座において、こうした部分にはじめて気が付き、
これが天秤座の、永遠の智慧に対する憧れを生み出す。
天秤座の金星は、美を表しているが、
バランス感覚美意識は、大いに関係する。
それゆえ、天秤座は常に比較対象を求めるが、
比較できない場合には、真実が分からなくなる。
比較ができる場合は、最大公約数的な美に進化する。
たとえば、日本人ばかりいる場所では、
他の日本人と比較し、日本人の美意識が発生する。
しかし、ここに欧米人が入ると、今度は彼らと比較し、
日本と欧米の共通面を探り出し、ここにバランスを置く。
同じ金星を支配星に持つ、牡牛座と天秤座は、
150度の角度をなし、インコンジャンクトを示す。
つまり、牡牛座の素材を、天秤座で洗練しようとする。
個人的な好きな有名人は、 山口智子 と 真田広之 です。
サラッとして清潔感がある杏仁豆腐。