宮澤賢治
何が幸せか分からないです。本当にどんなに辛いことでも、それが正しい道を進む中の出来事なら、峠の上りも下りもみんな、本当の幸せに近づく一足づつですから
誰だって、本当に良い事をしたら、いちばん幸せなんだねぇ
悲しみは力に、欲りは慈しみに、怒りは知恵に導かるべし
我々が出来ることは、今を生きることだけだ。過去には戻れないし、未来があるかどうかも定かではない
僕はきっと出来ると思う。何故なら僕らがそれを今、考えているのだから
無意識から溢れるものでなければ、多くは無力か詐欺である
一つずつの小さな現在が続いているだけである
さあ、切符をしっかり持っておいで。
お前はもう夢の鉄道の中でなしに本当の世界の火や激しい波の中を大股に真っ直ぐ歩いて行かなければいけない。
天の川の中でたった一つの本当のその切符を決しておまえはなくしてはいけない
君のようにさ、吹雪やわずかの仕事の日まで泣きながら体に刻んでいく勉強が、
まもなくぐんぐん強い芽を噴いて、どこまで伸びるか分からない。
それがこれからの新しい学問の始まりなんだ
永久の未完成 これ完成である
ぼんやりとしてそれでいて何だか堅苦しそうにしている新入生はおかしなものだ。
ところがいまにみんな暴れ出す。来年になるとあれがみんな二年生になっていい気になる
求道、すでに道である