志賀直哉
自己を熱望せよ
自分を熱愛し自分を大切にせよ
更にそこから生まれるもののなき博学はくだらない。知識のコレクションに過ぎない
自由な、調和のとれた、何気ない、殊に何気ないといふ事は日常生活で一番望ましい気がしている
一つの考えというものは正しいか正しくないかだけで評価できない。
正しい考えであって、しかも一顧の価値さえないものあるし、間違っていても価値を認めないわけにはいかぬ考えというものがある
最初のろうそくはある時に燃え尽くされるかもしれない。
しかしその前に二人の間には第二のろうそくが準備される。
第愛し方は変化して行っても互いに愛し合う気持ちは代わらない。
ろうそくは変わっても、その火は常燈妙のように続いて行く
何かコメントがあれば。