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蝶谷山



びゅる~


ここは蝶谷(ディエコウ)山。


天界にあるひとつの山である。


アレクシス「ここならめったに人が来なくて面倒がなくていいからな」

(※プライベートモード)


美織「あは、、良かった。

オレサマモードがなくなって、、」

(※ここは天界なので漢字表記(そして東洋読み))


アレクシスが笑った。

「ははは。迷惑を掛けたね」


迷惑どころじゃないわよ!



叩かれるし、、投げ飛ばされるし、、、


耳が痛い。

アレクシスは頭を片手で押さえている。



アレクシス、


「ん?」


えっと 外と公共の場では「アレクシス」なのよね


玄宗でいいよ


ここは誰も来ないだろうしね



ハーフは西洋名と東洋名、と2つある。

アレクシスもハーフなので名前が2つあるという訳だ。


西洋名:アレクシス

東洋名:玄宗(西洋読み:シェンホウ、東洋読み:げんそう)



で、玄宗

用って何。


美織が聞く。


「ここにわざわざ景色を観に来たとか?」

確かにキレイだけど


腰を下ろし、両手を組んで うーん、、と考え込んでいる玄宗。



玄宗?



「・・・・・・」


彼はずっと無言のままだ。



何か、悩み事でもあるの?


愚痴なら、いくらでも聞、、


と言おうとして


「その」


やっと玄宗が口を開いた。



「君は 僕と離れる、、のを望んでいるかな」


と言った。



え?



美織が驚く。



「・・・?(汗)


なんで?」


意味が分からない美織。


確かに、、喬一さんのことは・・・そりゃあれだけども。


「(でも私の片想い?だし、、

なにより私は)」



美織は、、少しややこしいのだが、

冥界の王が遣わせた「麻薬的存在」なる者であり、

「業の深い人間」、「極度の混沌型の人間」を取り込み、

破滅させてしまう

・・・という特徴を持っている。

(※過去「むらさき」参照)


喬一は 2つ前の前世に於いて 深い業を背負ってしまい、

そのかどで美織と巡り会わされ、 結果的に麻薬的要素に侵されて

壊れかけそうになった。


そのことを憂いた玄宗が、美織と「形だけの結婚」をすることで

喬一と美織をひきはがし、、事なきを得た。


・・・という、いきさつがある。



喬一さんと一緒に居られないなら、どうでもいいっていうか
(きっぱり)


玄宗。

「離れることなんて有り得な・・・」


その瞬間


ふわっ


ふわ


辺り一面、、 白い白い もやで周りが包まれた。



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