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20歳の



どう?

可愛くなったかな?

満面の笑みでレンレンが言う。


「この時のためにあらかじめ大きな着物着ておいて良かった!」


ほ~

感心したように見つめるアルフォンス。

「大人っぽくなったな」


ムッ!したような顔で少しむくれるレンレン。


せ~っかくロレインさん、、

この前アマツで会った幽霊さん(過去「夜桜の精」参照)から

1週間だけ20歳になるお薬もらったのに

その反応?!


何というか「頬を染める」だとか「惚れ直した」的な

そういう反応を楽しみにしていたレンレンからすると物足りないようだった。


ポリポリと頭をかくアルフォンス。


「そんなこと言われてもなぁ」
いつもの10歳のレンレンに見慣れてるし。

アルフォンスは至って普通だ。


レンレン「可愛くないの! キレイだって思わないの?」

レンレンがむす~っとした顔で言う。


アルフォンス「いや、可愛いよ」

ニコッと笑って 心からアルフォンスが言った。


「・・・!・・・・・・っ!」

ぐっと真っ赤な顔になるレンレン。


「わっ!わっかりゃーいいのよ!」

レンレンはくるっ、と背を向けた。


そしてハッとした。


ぶにゅっ

指で何かを突くレンレン。


レンレン「おっ、おおおっ?」


 
うげ?

固まるアルフォンス。
(その動作に)

椅子に座っていたが、後ろに思わずガタッとなってしまった。


レンレンが「私は女王!」のような顔をして

腰に両手を当て、

「アイリーンさんやメイチーさんと違って、

私は か・ち・ぐ・みっ」

と言った。


・・・

恥じらいも何もなく、

グイッと胸元を開け、(もちろん全部ではないが)


「にひっ」

と無邪気な顔で言う彼女。


・・・アルフォンスはガタッ!と席を立ち、
 
ツカツカとレンレンの元へ行った。


アルフォンス「1週間て言ったな!」


「え?」

すごい彼の剣幕に思わず目を点にするレンレン。


アルフォンス「1週間は家を出るな!!」

・・・


ぽかーんとするレンレン。


俺は狩りをしてレベルアップしてオーラを目指してるから
(※オーラ=最高レベル)


その間、別に俺に付き合わなくていいから

「ずっと家にいろ!」


なっ!
レンレンが両拳を思いっ切り下に下げ、抗議した。

なっ
「何でよ!せっかくのブイブイタイム、、ブイブイ期間なのに、
台無しになっちゃうじゃない!」


アルフォンスは負けない。
毅然として言う。

「おまえがそのまま家の外に出たら迷惑が掛かる!
少しは周りの人間のことも考えて行動しろ!」


・・・

むぅ


ろ、露出しない格好すりゃいいじゃな・・・

レンレンは食い下がる。


「駄目だ!!」

アルフォンスの怒号が響き渡る。


こういうの好きだって言ってたくせに。

(※過去「2つ前」参照)


「(何なのこれ! 信じられない!)」


・・・いいもん。


「(アルフォンスが狩り行ってる時に脱走しちゃうもんね~)」


駄目な子、レンレンであった。



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