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奮闘記



はっふぅ

汗を拭くレンレン。


丁度、ここが排水溝?みたいな場所になってたのね。

ちゃんと整えられていれば良かったんだけど

「そのままだったから、、」

汚い所に霊は集まりやすいわ

それで温床になっちゃったのね、、



レンレンは、天界旅館「白妙(しろたへ)」から依頼を受け、こうして天界に来ていた。

旅館は、
もしこれを解決してくれたら、天帝に頼んで、、或いは準ずるような存在に頼んで、

「人間でも天界の祝賀会に参加出来る」という権利を取ってくるから、

だから是非お願い致します、と土下座して頼んだのだ。


「(私に頼むくらいだから天人でもかなり難しかった、、ってことか、お正月近くだから 色々人手不足ってのもあるし・・・)」


レンレンはお正月前に天界に呼ばれていた。


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幽霊とは。


人間でもない、消滅もしていない、天界にも昇っていない、地界にも堕ちてない

ふよふよ浮いている、すごく中途半端な、意味不明な存在である。


レンレン「あたしね、」

優柔不断ってあんまり好きじゃない


レンレン「消滅後に生まれ変わることがあるから、それを待てばいいじゃない。

あと、確率は低いけど天界に上がれるかもしれないじゃない
(0.01の確率)

地界に行っても・・・
けじめがつくからいいじゃない」


あちこちにピンのようなものを飛ばして壁に刺すレンレン。
霊たちに緊張感を与えている。


レンレン「中途半端に彷徨うくらいなら、消滅しなさい」

ここで会ったのも何かの縁。

私を信ずるならば、消滅後に貴方たちは必ず一番『幸せ』な方向に行くであろう。
私を信じよ」


消滅なさい

私を信じなさい。

そして消滅を。恐れずに。消えてしまうことを。

白い水から手が出てくるように

『きっと生まれ変わるわ』


去りなさい。


・・・

うっ

ズズゥ、、


何百体もの霊たちは、最初は20人ほど、

次の日には200人ほど、

次の日には30人ほど・・・


最後に白い目から普通の目に変わって

ぽとりと何かを目から落とし


ふわり

じゅわり

すぅ・・・

無音



のいずれかの効果音で、

・・・

消えて行った。





お祓いだけではない。


悪い気がずっと長いこと流れていた排水溝のようになっていた巨大な汚れ、穢れのこびり付いた空間を、
ひたすら聖魔法、及び清魔法で(いずれも天人魔法)祓う、、などもする。


強力な邪気がくれば、毒を以って制すよろしく、更に上級の邪気魔法を唱えて跳ね返した。

混沌魔法が襲いくれば、更に邪悪な混沌魔法で潰した。(いずれも闇人魔法)



ハァッ ハァッ フーゥ


「疲れる、、、」

汗だくになるレンレン


過去「閑話休題」参照なのだが、レンレンは天人・闇人両方の力を持つ不思議過ぎる変な存在になってしまった。

(複雑・・・)


ハァッ ハヘ~ッ


ずっとずっと祓い続けても、終わらない。


何度も何度もお風呂に入っても、次の日には垢だらけ。


目が回りそうな程疲れている中、美織の気を感じた。

それが数日前であった。


少し前にモスコビア(美しい礼拝堂と皇宮で彩られる街)で会った、

仙人であり人間でもある存在「喬一」。

(※過去「むらさき」参照)



「(あのふたりが来てるのかー)」


レンレンは実はあのふたりが好きだった。

真逆の組み合わせというか、不思議な存在同士というか。


しかしとても信じられないことなのだが、


ふたりとも精神性が高すぎて、

或いは相性が良いのも関係しているのだろう。



何となく察し合って必要以上に踏み込まない、

踏み込む場合は心の中で会話する、

ああ、そういうことか、、的な読みをして将棋のような会話をする、


そういうような付き合いをしていた。



レンレンは何となくしっくりこない思いで一杯だった。


精神性が高いのはいいが。

物質的なものが貧困になれば、、


いずれ「付き合い」そのものがなくなってしまう。


「心と心で通じてるから大丈夫さ」なんて物質をなめていたらいけない。



レンレンは連日連日疲れていたのもあるのだろう。


ふたりに グリストゥン(インド→日本、のような変換魔法。邪気魔法)を送りまくった。

それはもうすごく。


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全てが終わり、旅館一番の良い部屋、『八重桜の間』で はふ~っとくつろぐレンレン。


グリストゥン覚えるの大変だったけど~


生かせて良かった

ニコッとしてしまう。


気持ちがなければど~しようもないけど

気持ちがあったことでちゃんと変換されたのね~


今回は喬一さん「だけ」だったけど

ま~結果オーライよね。



ん~っ

伸びをするレンレン。


さ~ おっふろ行きますかぁっ


タタタタッ(準備は終えている)


パササッ



・・・ちなみに

レンレンは「精神」も「両立」も「物質」もある存在である。



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