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レオン



ふぅ

レオン「面倒臭ぇなー」

シュバルツバルド共和国の連隊に出て数ヶ月、レオンの倉庫の道具や様々な回復剤、消耗品はすっかりなくなってしまった。


結構武器買っちゃったからカネ厳しいんだよなー

ハァ~ッとため息をつく。

彼の生家、もとい実家はかなりの金持ちだ。

ディオン家の2代前の騎士が相当稼いだらしい。

「(実家に無心するのは俺の主義じゃないが・・・)」

背に腹は変えられない。

・・・

出掛けてくる。


彼は急ぎ足でマントをひるがえし、カツカツと歩いていった。

仲間たちはその様を見守った。


ふぅ~っ。

飛行船に乗りながら、ぼーっとするレオン。

「(レンレン(彼の妹だ)はモスコビアで男と変なことしてるし(してない)、、
行ったところで親父とお袋が変なことしてるだろうし(・・・)

・・・まぁ久し振りの帰郷だよな)」

モスコビア=美しい礼拝堂と皇宮で彩られる街


彼は飛行船の下の階に行く階段を降り、ブラブラしようと思った。


・・・

ある窓に、黒髪のハイウィザードの女性がいる。

空虚な目で外を見ているようだった。


メイチーさん。

「(あの尻軽女のっ!)」

レオンはメイチーが嫌いだ。

過去「南極の花」参照だが、

色んな人間と仲の良いメイチーが「誠実じゃない」感じがして嫌悪感を抱いていた。


当然、くるりときびすを返し、遠くへ行った。


・・・



ガバッと振り返る。

・・・妙な引力を感じ、
メイチーを見るレオン。


・・・彼がメイチーを酷く嫌っていたのは、

自分みたいだったからだ。とレオンは思った。


自分は男として生まれて、強く生きようと思った。


それなのに

「(メイチーさんは俺以上に強い
女なのに・・・)」


尻が軽いのは「オス」である証拠だ。


たくさんの「劣等種(つまりメス。男にとっての女)」をはべらせて、ハーレムを作る。

それと同じだ。

・・・

レオン「(あの人は尻が軽いんじゃない。
オスなんだ)」


バンッ!

遠くまで聞こえないように片足を床に打ち付けるレオン。

負けない!あんな奴に


ツカツカツカツカ


「?」

驚くレオン。


メイチーはレオンの前に来た。


メイチー「レオンさん。こんにちは」


レオン「?」

子供の頃にエリザの子として彼女に会ったことはある。
なんの時でかは覚えていない。

「こっ・・・」

レオン「こん、、
御機嫌よう、メイチー殿!」

右手を額に当て、ビシッと言うレオン。

(軍人)


ニコッと薄く笑って

「お久し振りね」
とメイチー。



剛のレオンと、柔のメイチー。

バゴンッ!

剛は砕けた。



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