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茜色の物語



ナイトライド「今日は何かの日だった気がする」

何かのイベントか。大安売りの日だったかも!

ナイトライド氏は研究室でぼーっと考えていた。

・・・

ま、いっか


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棚から小瓶を取るシンディ。

「ありました」


その薬を手に取るナイトライド氏。


ふたを開けて小瓶の中の臭いをくんくん嗅ぐ。


「コーラの臭いがする!」

飲みたい

「飲んでいいですか!」

あっと一応止める振りだけはするシンディ。

「危ないですわ!」


ナイトライド「でも飲みたいなぁ」




僕の力を借りずして作ってしまうとは。

「薬」。


彼は(本物の)コーラをのんでゲップをしながらしみじみ~と言った。


静と動の分離、そして結合は

難しい問題なんです。

「本人の試練だから他人がどうこう言うことではない」

イケメンナイトライド氏に全く動じないシンディ。


薬はただの手助けだし、大きな力にもなる。

その時その時の運ですね。


シンディ「・・・」


ナイトライド「すべての存在は、混沌から生じ、混沌へと消えて行きます。

人間は血肉や頭脳が有りますが、存在は無限ではない。
存在とは、考える、感じる、見る、聞く、話す、と感じる「脳」があるから、です。

脳が有れば、実は5体は必要ない」


確かに・・・と思うシンディ。


「脳が走った、遊んだ・・・勉強した。旅行に行ったと感じれば、

その人、その「脳」は実際に走ったり勉強したり、旅行に行ったことになる」


ゴクゴクゴク

プハ~~ッ

コーラを飲んで幸せいっぱいのナイトライド氏。


窓にラクガキをしながら語る。

(ゴルゴを結構上手く描いている)


ナイトライド「今、我々はすでに物理的には存在せず、脳だけが存在していて、
可能性が自動的に展開される、コンパクトディスクが・・・脳の中に挿入されているだけかもしれません」

イメージとしては、数えられないほどの脳が並んでおり、

管理者がエネルギーと、データを供給している、
管理者は神と呼ばれる存在かもしれません。

その、管理者を管理する上位管理者も、いるかもしれません。

ですが、
このシステムも無限に続くものでは無いでしょう


・・・
固執があるから己があるのでしょう。


しかし厳として存在するのは、無です


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うわぁ

風が入って気持ち良い。

珍しくシンディが嬉しそうな声を上げている。


萌えるような赤。


ナイトライド「こりゃ赤い!」


ふと、手塚治虫の『火の鳥』を思い出すナイトライド氏。


火の鳥は亡くなる前に火の中に飛び込み、新たな火の鳥として生まれ変わる。


赤い空。

何かの終焉も感じさせるし、何かの始まりをも、感じさせた。



1章、エリザの失踪、誘拐1章、エリザの失踪、誘拐

2章、レンレンの前世の秘密2章、レンレンの前世の秘密

3章、メイチーの謎を追う旅3章、メイチーの謎を追う旅

4章、ウィザード系同士の恋愛4章、ウィザード系同士の恋愛

5章、ローザの誕生5章、ローザの誕生

6章、アイリーンの苦悩6章、アイリーンの苦悩

7章、麻薬と冥界の王7章、麻薬と冥界の王

8章、アマツ異次元での幽霊騒ぎ8章、アマツ異次元での幽霊騒ぎ

9章、喬一と美織の青春9章、喬一と美織の青春

10章、閑話休題10章、閑話休題

11章、和風系のお話11章、和風系のお話

12章、両立主義による生命の誕生12章、両立主義による生命の誕生

13章、離れてしまった珠玉たち13章、離れてしまった珠玉たち

14章、裏と表14章、裏と表



ナイトライド「随分いっぱいありますな!」

誰かに言っているようだ。



閉鎖的で哲学的な「黒」と・・・

開放的で思ったまま情熱を飛ばす「赤」。

・・・

濃い、、赤。


濃紺。

いや

「濃厚な赤ですね」

とナイトライド氏。


濃紺、は「シャオイーさん」ですね。
とシンディ。


その真逆、つまり濃厚な赤は

茜の人は。


・・・


なるほど

頭脳明晰過ぎる俺が気付かなかった!

「赤と青だから紫の子どもが出来たのか~」

ブンブンブンッ

激しく頭を振るナイトライド氏。


濃厚な赤と青。


それであの紫の瞳の新種が。


シンディはある物語の、ある小さな和歌を思い出した。

彼女は理系だが、文系にも精通している。


茜さす 紫野行き標野行き 野守りは見ずや 君が袖振る
(万葉集、第38葉)

茜の人(私)と紫双子ばかりが目立っているのを、紺色のひとは見ないかしら。私たちがはしゃいでいるのを。



ナイトライド「いいですな!」

シンディの即席っぷり聡明さ振りに思わず驚嘆の声を上げるナイトライド氏。


シンディ「そろそろ帰りましょうか」

シンディはきびすを返し、更衣室に向かって行った。


ナイトライド氏は、研究室に飾ってある皇帝ペンギンのぬいぐるみを取り、、

皇帝ペンギンの親子のぬいぐるみ

親の濃紺シャオイーさんより、子の茜メイチーさんの方が強いんですな!
と思った。


いつの間に空一面を覆う茜。

何となくぼーっといつまでも空を見上げ、眠くなってそのままカクッとなるナイトライド氏。


バタン!!

パンパンパーンッ!!


「??」

ナイトライド氏は後ろを振り向いた。


アイリーン「ハッピバースデイ、ナイトライド先生!」

ズッコケ「おっす!先生。元気かい?わざわざ来てやったぜ」

エリザ「先生ー。お誕生日おめでとう御座います!」

ウィリアム「おめでとうございます!」

メイチー「おめでとう御座いますぅ~(パーンパーンパンパン←クラッカー)」

シャオイー「おめでとう御座います!」

アレクシス「おめでとう御座います」

イザムバード「もう○○歳だ!」

レンレン「おめでとう御座いま~す♪(パーン!)」

レオン「おめでとう御座いますっ」

クライヴ「おめでとう御座います。すみませんね、大勢で・・・(汗)」

アルフォンス「おめでとうです」

セイラ「おめでとうにゃ~」

モスリン「おーッス!おめでとぉ」

レオナルド「おめでとう。心から祝福しよう」

ローザ「おめでとう~ないとらいどせんせい~♪」

ギルバート「おめでとう御座います~」

ジェラルド「ナイトライド先生、お誕生日おめでとう御座います」

リーファン「お誕生日おめでとうです♪(と言って花束を差し出す)」

ダグラス「お誕生日、めでたいですな」

アズサ「わっほー!お誕生日おめでとうですっ!」


奥から素敵にドレスアップしたシンディが出てきた。

「おめでとう御座います!」


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たくさんのプレゼントに埋もれながら ん~ とつぶやく。


皆はもう帰り、すっかり外は暗くなっていた。


まぁさ
「(主役は俺だよね~)」


がさがさとプレゼントを開けるナイトライド先生。


(完)



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