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いない人



えーっ知ってるよお?

その声に「えっ!?」と驚くウィリアム。


知ってる人なの?と聞くエリザ。


ウィリアム「ちょっと、、謎が多い人でね・・・」


エリザ「えっとねぇ、恋占いしてもらったの。だいぶ前、、2年前かな」


恋占い・・・


エリザ「もちろんウィリアムとね。確か、、相性は微妙って出ちゃって」


ウィリアム「微妙か」


エリザ「うん! すれ違いが多いンだってー」


ウィリアム「(メイチーさん!すごいじゃないか)」

ウィリアムは心の中で苦笑した。


だからね、どうすればいいか、聞いてみたんだー

そしたら、なるようにしかならない。だって。

ひどいよね!


エリザはぷりぷりしながら言った。


ウィリアム「まぁ・・・なるようにしか、、ならないんじゃないのかな」


エリザ「何よオウム返しに! ちょっとはこう、運命に逆らうっていうか
そういう気概を持ったらどう」


いつものエリザだ、、

ウィリアムは少しほっこりした。


そしてパッと切り替えた。


ウィリアム「えっと、そのメイチーさんなんだけど」

エリザ「あ、うん」

ウィリアム「あの人、ちょっと謎なんだよねぇ」

エリザ「どう謎なの?」


不思議そうに言うエリザ。


エリザ「だってあの人、一昨年に亡くなってるのよ?」


驚くウィリアム。


ウィリアム「(えっ ええぇぇ)」


だって。

じゃあ


あのアルベルタの


あのメイチーさんは??


「??」


訳が分からない、という顔できょとん、としているエリザ。



「ちょっと御免」


ウィリアムはしばし考え込んだ。



ウィリアム「えぇと、」

少し経って、エリザの方に向き直って尋ねた。


ウィリアム「シャオイーさん、なる人物は知ってる・・・かな」


エリザ「シャオイーさん・・・あー 知ってるわ。 メイチーさんのお友達よ」


ウィリアム「お友達」

どうかしたの?と聞くエリザに、


シャオイーさんが何処にいるか知っているか、と聞いてみるウィリアム。


ウッと手で口を押さえて、

「そ、それだけは言えないわ・・・」

と何故か隠すエリザ。


その反応に、


「言えない?」

と思わずきつく言ってしまうウィリアム。


エリザ「個人のプライバシーだから・・・。っていうか、どうしてそういうこと知りたいの?」


ウィリアム「・・・いや、いいよ・・・」


紳士なウィリアムはあっさり引き下がる。


これがズッコケだったら両肩を押さえて、揺さぶってでも聞き出すんだろうな、と思うウィリアムであった・・・。


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同じ頃。


朝もやの中を とっとことっとこ すごいスピードで歩くズッコケ。


「クライヴも連れてきた方が良かったかなー」

あいつ女受けいいからなー


そんなことを考えながら、

アルベルタの、、

メイチーの元へ急いだ。



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