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南極の花



エリザ「ジョ"ゼブー!」

ウィリアム「・・・・・・」


ウィリアムはうんざりだった。


先程からエリザが

「レオナルド殿下が、、悲しそうだった・・・」

とか

「愛していたかも、、」

とか

「いや、愛してはいないけど、好きだったの。。
別れるの すごく、、辛かったのぅぅぅうううぅ」

とか


散っ々 聞かされているからだ。



ウィリアム「(久し振りの再会なのにこれか!)」


エリザらしいとは思ったが、やはり疲れる。


エリザ「でもね、ジョ"ゼブ・・・」


会えて嬉しい・・・。



ぎゅうううっと抱き付く。


エリザ「(子供が今いない(留守)の状態で本当に良かった)」



ジョゼブに会いたかった。
さわりたかった。

会いたかったよう


やはり子供のようにわんわん泣く。



ウィリアム「会いたかったのは僕も一緒です」


でももっと、、落ち着いた状態で、、


ウィリアム「(まぁ・・・無理なんだろうけど)」



ウィリアムは分かっていた。

実は考えると頭が良いので(大きなお世話)

レオナルドが最後、返してくれるだとか

エリザが戻ってくるだろうとか



全部全部、それとなく分かっていた。


(レンレンの陰謀?だけは見抜けなかった ←頭の良さは娘の方が上)



エリザ「えぐっ えぐっ ウィリアムは嬉しくないの?
私は ウィリアムに会えてすごく嬉しいのに」


くんくんくんくん

犬みたいにウィリアムの服をかぎながら言う。


(※良い子は(良い子じゃなくても)真似してはいけません)



無視するウィリアム。


(慣れていると言うべきか)


・・・



いつも通りの光景が戻った。



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ローザ「おとちゃ、あしょこにあたちのおはなさいてうおー!」

おとうさま、あそこにわたしのお花、咲いてるよー!


レオナルド「ああ、お母様が好きだった花だよ。バラ、、ローザの語源の花だ」

ローザ「それなんろもきいたー」

それ何度もきいたー


レオナルド「あれ、そうだったか」

ローザ「あたちききあきちゃたー」

わたし聞き飽きちゃったー



花のように美しいバラの妖精ローザ、

エリザよりも、誰よりも美しく育つだろう。


彼女は母親がいなくても笑顔だ。

いつもいつも笑う。


笑顔を絶やさない少女。



レオナルド「(まるで南極に咲く花のようだ)」



どんなに苦しいことがあっても
辛いことがあっても、

決して枯れない


南極のバラ・・・。




エリザ「(さようなら、私の妖精)」


エリザは子供だと思わず、「自分が作った妖精」だと信じた。


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エリザ「ウィリアム!」

ウィリアム「?」


エリザ「あたしっ! 他の男にさらわれても!

何度でも何度でもっ

ウィリアムの元に戻ってくるから!!」



ウィリアム「・・・」


次はもうないのは分かってる

俺ももう、いつまでも自惚れるのやめるから


・・・もうそういう言葉には
惑わされない。

俺は知っている

君は

本当に愛する 愛してくれる男に取り込まれやすいことを。

レオナルド以上の男性が現れたらもう破滅だ


・・・
僕は僕で

成長しなければ

エリザ


何ていうか

俺をこういう風に変えてくれて 感謝するよ


君を二度と失いたくないです



エリザ「どうしたの?ウィリアム」

黙っちゃって


ウィリアム「・・・・・・」


南極には何も無い

吹雪と、、氷と、、海と、、雪、、、

生き物の住まない世界です。


そういう所でも花を咲かせよう

絆を作りましょう


生でないものが支配する世界でも 生 を見出せる

そんな世界


君と、僕との、これからの世界です。


南極で花を咲かせましょう

いつか出来るはず!



ウィリアム「花でも摘みに行くか!」


??

目をぱちくりさせるエリザ。


は、花摘み?


うん、行こう、


とっとこ 騎乗しているドラゴンでサッサと行くウィリアム。


??

良く分からないけど、、、


タタタ


ウィリアムの後を追い掛けるエリザだった。


(了)



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