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ドタバタ劇



ドタドタドタッ!!

「?!」


美織はドタドタする音で ふえっ? と起こされた。


な、なに?

キョロキョロ辺りを見回す。




「失礼致しますー!」




たくさんの 仙女たちがやってきた。



美織「????」


驚く美織をそのまま、仙女たちは引きずり出し、

「失礼致します。花篠娘々様。アレクシス様の許可は得ておりますので」

お許し下さい!


そう言いながら、初めはズルズルと、

しまいには 美織を胴上げの格好にし、どこかに連れていった。


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「まぁ、お綺麗」

「鳥肌立ってきたわ」

「天帝もきっと落とせるわよ」

「ちょっと、あなた下品よ!」



美織「(か、勘弁して、、)」


良く分からないところ(本当に分からない)に連れていかれ、

体中に液体を塗られてマッサージされ、パタパタお化粧され、

髪も色々いじくられ、ズルズルした長い衣装を着せられた。


美織「(衣装だけは私好みだ・・・)」


あ、あなたたちは一体・・・?


と言い終わる前に サーッ とマンガ(アニメか?)のように仙女たちは去っていってしまった。



綺麗だね


振り向くと、男性用チャイナ服を着たアレクシスが立っている。

見事な虎の刺繍付きだ。



ぐ、、


い、いかんいかん!!


頭をブンブンする美織。


「アレク・・・」


アレクシス「君が西洋のドレスだから、僕の方は東洋風に と思って」


ち、違う


「どういうこと?説明してくれないかな・・・」


しっちゃかめっちゃかされた後なので力なく言う美織。


アレクシス「まぁ、、少し説明しにくいが、要は結婚をしたのさ。
結婚の手続きをね。

メイリャンへの準備としてこうして装飾を整えた訳だ」


ばっ


ばかっ!!


自分でも驚くくらいの大きい声が出る美織。


そして次の瞬間に目が回ってうずくまってしまった。


・・・

「・・・違う。結婚には天帝の許可が必要、
夫婦ふたりが揃っていないと、、無理なはず・・・」

ぶつぶつ力なく言う。


それがね。
生前、両方が禁呪持ち同士だったこと、
他、納得出来ることを色々と説明して、

今、君は病気で伏せってこの場に出ることが出来ないと上奏したのさ。

「天帝に」

普通に言うアレクシス。


アレクシス「おお、そうかそうか、とすぐに ご納得下さってね」


ぶぁ~かっっ!!


パチーン!!!


ビンタは全然覚悟していたのか、全く動じないアレクシス。


ハッ


「急いで天帝に『違います!』って言いに行かなきゃ!」

雲を呼ぼうとする美織を はっし とつかみ、


「おいっ!」

と慌てて言うアレクシス。


離してよ!!


バタバタする美織。


ふぅ、とため息を付き、美織に言うアレクシス。

「君は、喬一さんが壊れるのと、救われるのと・・・どちらを選ぶのかい」




くるっと振り向いてアレクシスを見る。

「壊れる・・・?どういう意味?」

喬一さん、壊れちゃうの?

私といると?

なぜ、、


「だから、、これからそれを説明させてくれないか」


ぽかーん・・・


どうしよう


あーもうっ!

本当やめてよ


天帝とか 本当 なんでっ 玉清仙人の言うことだからって、、

そう簡単にぃぃぃぃいい!


バタバタバタバタ


いやだってばもうっ!!


髪に留めてある飾りを取ろうとした瞬間




壊れる・・・


何か感じる。
その単語。

「(何か感じる・・・)」


何だろうこれ


喬一さんが壊れるっていうのって

私が一緒にいると駄目って


それって。
それは一体何なの・・・


ぐぅっ!!


それさえっ、、 『結婚』さえすれば、、、


「(分かるわけね、、)」


グイッ!


突然美織はアレクシスの手を引っ張った。



驚くアレクシス。



「行くわよメイリャン」


凛とした声だ。


・・・

先程まで、散々困らせてた側のくせに、願いが叶ったら逆に困る顔をするアレクシス。
(男ってみんなこうだ)


くるっ!と振り返って言った。


「ロマンチックにエスコートしないと張り倒すから!!」



「うーん、少し難しいな」


苦笑するアレクシスであった。



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