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お茶



あら?


「男の部屋、、男の家にしちゃ随分」

キレイ。


天界では「ほこり」という概念がない

髪の毛も 下に落ちずにそのまま 古い髪の毛や老化したものはスーッと消える。


その為、下界に比べてかなり掃除の手間が省ける。

もちろんゴミという概念はあるので、そういうものは放っておけば言わずもがな なので処分しなければいけないが。


麗帆は切れ長の美しい瞳でサッと喬一を見た。


?とした顔をする喬一


「美織ちゃんね」




「こういうの、キレイにしてたのは、彼女なのね」


喬一「・・・・・・」


何だか段々腹が立ってくる。


俺たちのことじゃないか。


第三者のあなたが色々口出すことか?


ハッとして、「あらやだ。言い過ぎちゃったかしら。

御免なさい。謝るわ」

と言う麗帆。


謝られると余計腹が立つ。


しかし、そんな自分を悟られるのも厭だ。


「(えーと)」

いなくなってからどのくらい経つのでしょうか


とりあえず無難な話題を出す。


色んな部屋をあれやこれを見たりしながら、、

麗帆は


「そうねぇ。 どのくらいかしら」

と言っている。


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麗帆「お茶持ってきたのよ そういえば」

色んな茶葉を混ぜたもので、、多分まずいと思うけど飲みましょう?


雲のテーブルでくつろぐふたり。


どうやら本当に美織がどこかに隠れている訳でも、

隠されている訳でもないと分かり、安心したようだ。


散々人の家に探りを入れて、何もしないとか 失礼のお詫びにと何かを持ってこないのも
何だから、と

麗帆は事前に 先程言っていた「色んな茶葉を混ぜたもの」を持ってきていた。

(色んなものを混ぜる美織の影響)


しばらくして 何だか分からない色したお茶が出てきた。


「こりゃうまそうだ!」


喬一はとりあえず言ってみた。


「美味しいわよv」

麗帆はウィンクする。


ズズーッ


「こんなまずいお茶初めてだ!」


麗帆「うぷっ ごほっ ごほほっ」


「大丈夫ですか!」


麗帆「御免、これ喬一さん飲んで」


・・・


固まる喬一。


麗帆「大丈夫だから、喬一さんなら飲めるわよv」


「いやです!」


「有難う 飲んでくれて」


リアクションに戸惑う。


麗帆は無視して続けた


「家を、、こうして調べる形になって、、これじゃフェアじゃないから、

私も言うわ」


切り替え早いなー と思いながら、諦めて話を聞こうとする喬一。

(お茶も律儀に飲もうとした)


もう美織に近づかないでって言ったことあったと思うけど。


喬一「はい」


業の深い人間、極カオスの人間、はあの子に取り込まれちゃうのよ

麗帆「そして、地界に堕とされるのよね~」


地界とは、生前(以下略)


麗帆「あ、でも実際に堕とされる訳じゃなくて。

似たようなことになる感じね」


あなたは別に何もないと思うけど、

あれよあれ。 女の直感てやつよ


喬一「(女・・・)」

(※麗帆はニューハーフ)


麗帆「取り込まれるだけならいいんだけど
まぁ良くないわね。

ただ、美織ちゃんまで悪いことが起きるような気がして
あんなこと言っちゃった訳」


「・・・・・・」


業の深い人間、、、


(あの)お茶を飲みながら、感慨にふける喬一であった。



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