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東洋名



ここは「星の海」。

星たちで出来た海で、メイリャンにあるたくさんの観光名所のうちのひとつである。


アレクシス「そうだ。僕の東洋名って教えてあったかな」

美織「え? 東洋名? 何それ・・・」


アレクシス「僕はハーフだからね。
西洋と東洋の。

だから、名前がふたつある」

美織「は、初めて聞いた・・・」


アレクシス「天帝と、僕の家族しか知らない」


え?

くるっとアレクシスの方を向く。


「え、じゃあ」

すごいレアな名前ってことだよね


「(それを私に教えると)」


確かに、東洋風だとは思っていたけど。

髪の毛黒いし。

目は緑色だけど・・・


たまに、青にも変わる 優しいエメラルドグリーンとブルーの目。

リゾート地のような、海の色。


あっ

そーだっ

嬉しそうに美織が言う。


「あ、あの。最初の、、ほらチャイナ服」

ん?

アレクシスが向き返す。


「あれね、カッコ良かったよ」

少し赤くなって美織が言う。


東洋、で思い出してさ。


アレクシス「ああ、あれか、、」

思い返す。


み、見とれちゃったのよね、あはは

なおも赤くなりながら、両手をもぞもぞさせている。


う~ん 嬉しいけど

「残念ながら、即席で作らせたものだからなぁ」


がーん!

「(そんな簡単なものを、、形だけとは言え結婚用に?)」


事務的に、、、


美織「(まぁこの人はこういう人だけど)」


ガクーッとしている美織を無視して、

アレクシス「玄宗(げんそう) それが僕の東洋の名」

西洋読みで「シェンホウ」、東洋読みで「げんそう」、さ

と言うアレクシス。


玄宗・・・


ピキン!


あ、あの


「ん?」


美織「その「玄宗」っていうの、私だけが呼んでいい?」

美織「(あれ?)」

何言ってるの?私


「構わないけど」

不思議そうな顔をするアレクシス(玄宗)。


「混乱しないかな」


あ、それもそう、、

よね、と言おうとして


「お願い」

「(あれ?)」


・・・

さっきから何だこれ


違和感を感じつつ、変なことを言う美織。



特権、とかそういうのを作りたいのかな

そんなことをぼんやりと思っていた玄宗だったが、

ハッ!として

玄宗「いやっ! それはやめた方が、、」
と言おうとして、

固まった。


「?」

何だろう、、

きょとんとする美織。


うーん、、、と しばらく 両腕を組んで考え込んでいた玄宗だったが、、

「分かった」
と言った。


え・・・

と言う間もなく、


玄宗「ひとつ約束してくれないか」
と言う。


な、何だろう?


は、はい

ハッキリと返事してみる。



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