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混ぜ合わせ



極度な混沌要素、或いは 業の深い人間が取り込まれるの

いつものように美しい振る舞いでお茶(あのお茶ではない)を飲む麗帆(リーファン)。


すっかり喬一の家に遊びに来るようになっていた。


「アナタ大丈夫? 相当クマ酷いわよ。

寝てないの?」


喬一「寝てます」


喬一はずっと元気がない。

麗帆が来ると若干元気が出るが、またぼぅっとした目をして虚空を見つめている。


洞天仙人としての任務はキッチリとこなし、サッサと終わらせて、

雲の家の住み処に帰ってからは ずっと ぼぅっ としているようである。

ちなみに喬一は『親友』とまではいかないが友人がたくさんいて、いつでもテキトウな友人と時間を潰せる、、。


麗帆は言った。


喬一さんは「極度な秩序型か、秩序型寄り、或いは、、混沌も秩序もある」、、人だと思うのね。


どー考えても美織ちゃんに取り込まれるタイプじゃないと思うんだけど、、

やっぱり女の勘っていうか。

なにかしらこれ。


業が深いから が正解である。


麗帆もまさか喬一がそんな風とは思えず、その条件をすっとばしていた。


喬一「取り込まれないタイプはどんなタイプなんだろう」


麗帆「極度の秩序型が一番取り込まれないわね。

あと、中立型もかなりいいわよ」


解せない


喬一「混沌も秩序もあるのと 中立の違いは何だろうか」


そうねぇ

麗帆はう~んと考え


「ぐちゃぐちゃにかき混ぜてる状態と、両方ともそれぞれ分けて有る状態、ってことじゃないかしら」


混沌も秩序もある = 赤も青もかき混ぜてあって紫色になっている

中立 = 赤と青がそれぞれ別々に独立している


それにしてもミョンホンがずっと通じないってのは何かしらこれ

「ふぅ・・・」


喬一「極度の秩序型なら大丈夫なのかな」


麗帆が顔を上げる。


「一番無難よ

無難ていうか、、一番大丈夫というか」


少し真面目な顔になった。

麗帆「でも、結局、どうであれ、あの人と関わるのは極めて難しいわ」


喬一は微動だにしない。


人間や様々な存在はどんどん変わっていくわ。

ずっと同じ存在なんていないでしょ


麗帆「極度の秩序型でも、時間が経って極度の混沌型に変わることもあるだろうし

業だって、いつか重たいものを背負うかもしれないわ」


元々秩序型だったのに、変わってしまったことで色々美織ちゃんと何かあったら、、

その人は破滅よ


破滅


何かが吹き飛ぶような


球体が中心部からバン!と爆発するようなイメージが浮かぶ


喬一はそんなイメージをぼんやり愉しんでいた。


麗帆「アタシ心配よ!

美織ちゃん、、多分ないと思うけど、もし結婚とかしたら、

相手の人やばいんじゃないかって」


両手を顔の下半分に当て、心配そうにおろおろする。


喬一は顔を上げる

「どうやばいのでしょう」


極度の秩序型で、、ずっとそのままでいられる人

「あ、あと色んな要素があるものが好きだから(美織)、
中立型要素もないと駄目ね」


麗帆「そういう人じゃないと

スプラッタ沙汰になるわ!!」



お母さんのように心配する麗帆。


「(いい人だな)」

喬一は思った。


喬一「みぃちゃんは何型なのだろう」


麗帆「混沌と秩序の混ぜ合わせかしらね、、」


混沌であり、秩序であり、

でもきちんと分かれてなくて混ぜ合わされている


両方あるわね

「紫の人ね」


悪い部分も、、邪悪な部分も、、

良い部分も、、普通の部分も、、


「つかみどころがないっていうか」


うーん

紫の人っていうより、、何かしらね


・・・


「(それにしても

この喬一さんという人は、、何かどれでもない気がしてきたわ)」



っていうか!

「(美織ちゃんが結婚なんて絶対絶対許さないから!)」

そんなことになったら相手の男をぶっ殺してやるわぁぁぁっ


両拳を左右に振って メラメラする麗帆であった。


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