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ウィザード系



え?


これは


思わず立ち上がる。


玩具屋から出て、外をキョロキョロと見回す。


「これは、、ウィザード系?」

レンレンはつぶやく。


バタバタと玩具屋の中に戻り、

疲れてすぅすぅ寝ているアイリーンをゆさゆさと揺さぶる。


「アイリーン伯母さん、起きて!」


う"、う"ーん、、、


アイリーンは低音を出して寝惚けている。


「誰か人が来たみたい!」


ねぇったら!

なおも激しく揺さぶる。


「うえ?」

目を開け、アイリーンが起きる。


あの


「人が来たみたい。

誰だか分からないけど

多分ウィザード系の人」

じゃない、複数かも?



え?

バッと起き上がるアイリーン


あうぅうぅ

立ち眩みで壁にドンッ!とぶつかる。


ど、どこ?


分かんない!

でも気を感じる

答えるレンレン。



急いでアルムさんも起こさなきゃ!

「イザムバードさん、ね」

アイリーンが言い直す。



アヘルムさん!アヘルムさん!

(違う)



アイリーンとは違い、う、うん?とすぐに目覚めるイザムバード。


「起きて!」


な、、


「何事ですか」


イザムバードは目を白黒させている。


人が来たみたいなの!


バッと起き上がるイザムバード


「本当ですか!」


うん、複数みたい


レンレン「でも敵か味方か分からないけど、、」


アイリーン「でもこの異空間に侵入出来るって・・・」


どこかの裂け目から入ったんだけど思うけど、、、


考え込むレンレン。



そうだ、


イザムバード「ちなみに、レンレンはどうやってここに来れたのですか!」


レンレン「件の桜の樹、、えっとある桜の樹に手を当てて、そこから樹に教えてもらってここに来れたの」


樹? 教えてもらって?


「どういう意味?」

アイリーンが聞く。


「ここには深い恨みが眠っているわ」


それを、あの樹はずっと覚えている


アマツは精神性の高い国だわ。

「悪い気、邪悪な気は、自動的に水に流されるようにここ(異空間)に押し込められるの」

表のアマツが常に清浄であるように


さ、桜の樹に、邪悪なものでも宿っているの?

アイリーンが聞く。


・・・

「元々じゃないわ!」

思わず大きな声が出る。


そ、それで


「頑張ってここまで来たの」


すっごく苦労したけどねっ

目をぎゅっとつぶって眉間にしわを寄せるレンレン。



ま、とにかくっ!

ガッツポーズを決めてレンレンが言う。


「そのウィザードたちを探すわよ!」

敵か味方か分からないけど!


すっく、と立ち上がり、、窓から外に出た。


タタッ


近くの桜の樹に手を当て、呪文のようなものを唱えだす。


しばらくそうしていたレンレンだったが、、

キン!


「視えた!」

と大声で叫ぶ。



思わず窓の方に乗り出して レンレンを見るアイリーンとイザムバード。



メイチーさん、、そして もうひとりは、、どこかで。でも名前知らない人



「(メイチーさんて亡くなった人よ!)」

アイリーンは久し振りに聞く名前にびっくりした。


ゆ、幽霊??


「(異空間だし、、)」


ブルッと震えるアイリーン。


や、やだっ


こ、怖い!!


震えが止まらないアイリーン。



イザムバード「どうかしましたか!」


アイリーンの異変に気付いたイザムバードが声を掛ける。


その場に倒れそうになるのを必死で押さえ、両手を床に付けて 落ち着こうとするアイリーンであった。



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