RO小説本編の目次  >  夜桜の精の目次
       

 

 

 

雲爆弾



玄宗?

何処?

もやが激しい。


すぐ傍にいるはずの玄宗が見えない。


「ここ」


彼がすぐ傍に来た。


ホラ

彼は山の上から見える、下のキレイな景色を見せた。


わー キレイだね!

写真撮りたいよ!

(SS機というROの世界のカメラがある)


玄宗は、ある場所を指さした。


「ん?」

美織はその方向を見る。


もやがかかって全然見えない。



トン

軽く美織の背中を押す玄宗。




テクテクテク


とりあえず歩く




喬一がいた。



・・・




音楽なんてないのに

もやの奏でる音楽が聴こえる




スタッ

スタッ



スタッ


スタタタタッ



走り出す。



下を向いたり、また正面を向いたりしている喬一






シャオイー!!

抱き付く美織

シャオイー・・


メイ・・・


ふたりは

生前の名前で呼び合った。


ずっと

ずっとずっと


美織は泣いて


ずっとしがみついていた。


「会いたかったよう」

それ以上何かを言おうとしても

胸が いっぱいになって言葉が

出ない



ふたりは 花を摘んでいるシャオイーをメイチーがとがめたことで

出会った。


メイチー「楽しくね」

ぷち ぷち


色んな色の花を摘むメイチーと


無表情に緑色のクローバーをテキトウに摘むシャオイー


ふたりは

幸せを摘むように、ずっとずっと昔から

ふたりで一緒に

花を摘んで、、から始まって 色んなものを摘んできたのだ


それは 幸せではなく 花ではなく

「幸せの花」だった



シャオイー!

一緒に居たい!

メイチーは見上げた。

「(・・・冥界の王に引き渡されるのかな)」

一緒にいると


多分大丈夫よ

見透かしたように、メイチーが言う。


ぎょっとする。


何とかすればいいよ、こう、、色々。


もやを集めて、、小さな雲を作るメイチー


それでね


「バーン!」て冥界の王にぶつけるの


満面の笑みで言う。


・・・


開いた口が塞がらないシャオイー


「バーン・・・」



現代ファンタジーのオンライン小説 | ものもの



BACK「蝶谷山」  NEXT「怒」


WEB CLAP  ひとことでいいですよ。&感想書き逃げ大歓迎同盟