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ベーシック



それで、この時にルーンミッドガッツ王朝が出来て、

いくつかに分かれていたこことこことここ、とかの国が合わさって、、

ここがシュバルツバルド共和国になったんだよ。


ぺらぺら


シャオイー(喬一)は全部知っていたのだが、おとなしくメイチー(美織)の歴史講を聞いていた。
(※下界はカタカナ表記)


ここはプロンテラ(ルーンミッドガッツ王国の首都)にある歴史博物館である。

最近出来た建物で、新しいからか、人がたくさん来ていて賑わっていた。


「面白いとこ出来たよね」

シャオイー「人多いなー」



テクテクテク



あ、シャオイーさん


シャオイー「ん」


メイチー「あっちにアイス売ってるよ。
一緒に食べようよ!」

シャオイー「(それより向かいの鯛焼きが食いてーんだよなー)」


珍しく逆らわずにアイスの方へ行くシャオイー。


「あーラムレーズン!」

あたしラムレーズン。

シャオイーさんは?


(デートか?)


んー
チョコレート


がん!


メイチーは後頭部を殴られたような衝撃を受ける。


メイチー「いつもいつもオーソドックスなものばっかり。
・・・まぁ シャオイーさんらしいけど」


シャオイーは基本的にベーシックなものとか基本的なものとか
オーソドックスなものを選ぶ。


服を選ぶ時も、組み合わせをあれこれ楽しむメイチーに対し、
緑色の服(しかも無地)を持ってくると思われる。


花を摘んでいた時もそうであった。

たくさんの色の花を 丁寧に 7色に並べて摘んでいたメイチーに対し、

無表情で 緑のクローバーだけをテキトウに摘んでいた。

(緑は心理学的に言うと「ストレスのない状態」らしい)



パクパク アイスを頬張るふたり。


「堪能したね」

「うむ」


くるっと後ろを振り向き
お土産屋さんを見るメイチー。


シャオイー「お土産ですか!」

メイチー「うん。何か買っていこうと思って。
折角だから」


メイチー「(あのミニチュア大陸模型は欲しいかも、、
でもあっちの海洋ボトルも・・・
両方はちょっときついかな?)」


・・・
 
シャオイー「お土産って
お家への?」


うん?とメイチー。

メイチー「家に飾る用の。

あれなんかホラ、(指をさす)いいかなと思って、、」

シャオイー「アレクシスさんへのお土産?」
言い直す彼。

 


バゴーン!!

「お姉ちゃんたちそこどいて!」

「ちょっとお兄ちゃんこっちだよ!」(遠くの方

「おいまてよ!こら!」

「あははは」


・・・いでで。

ぶつけた頭を抑えるメイチー。


子供たちがふたりの間をわざとらしく通り、その結果「バゴン!」という訳だ。


通れることの出来る場所、位置はあるのに、何故か吸い寄せられるようにそこにバゴン!とぶつかったの
である。

シャオイー「だいじょうぶですか!」


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アルナベルツ教国・教皇さまビスケット。

「あれ、シャオイーさんは何も買わないの?
たくさんあるのに」

ビスケットを買って、シャオイーの方に振り返って言うメイチーだ。

シャオイー「特に!
あんま買うものないな」



テクテクテク
(外に出て歩いている)

「ふたごってのが好きなの
青とか赤とか
東洋とか西洋とか

教皇様がそういうの色々あるからね」



・・・

サッサと先に出てしまう シャオイー。


メイチー「あっ ちょっと待って!足速い(汗)」

シャオイー「鯛焼き食いたかったなー」
思い出したように言うシャオイー。


・・・
「(まだ間に合いそう)」くるっとお店群に振り返って思うメイチー。

すぐにパッと戻ってくることが出来そうな距離である。

「何食べたい?買ってくるよ」
訊ねるメイチー。


んー
シャオイー「あずき」


がーん!!

再度後頭部を殴られたような衝撃。


オーソドックス!!

思わず大きい声が出るメイチー。



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