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ダウンダウン



ティルル「も"う"、ざっぎから何なわげぇ・・・」

ゲホッゲホッ

ミルドレッド「ほら、あの・・・っ」

心配でおろおろする。

「移るわよ!! 移っても責任取れないわよ私っ!げほっげほげほっ」
ゲホッ

すごい咳だ。


ミルドレッドはRO(ラグナロクオンライン)の世界で 臨書(ブログ)を楽しむのんびりとした魔術師だ。

ひょんなことから、同じ臨書書きの「ティルル」という女性と知り合いになった。


「り、臨書に『風邪気味なのでしばらく休みます』って書いてあったから、、

心配で!」

ティルルは臨書をここ1~2ヶ月ほど休んでいた。

そして、彼女にしては大胆な行動を、、つまりお見舞いというものをしに来たのだ、、
(いつもはマクシミリアンにされる側なのに、、)


めったにログインしないティルルがここで(ROで)わざわざ休んでいるということも疑問に思われた。


ティルルが散々「移るってばっ!!」を連発しているのに、
看病を申し出るミルドレッド(用意もたっぷりしているらしく、たくさん材料?らしきものを持っていた)

にとうとう、ティルルが折れた。


「・・・ねむ・・・」

パサリとベッドに横たわり、眠ろうとするティルル。


あ、あの

「料理、得意じゃないんですが、練習したんです」

くるっと振り向くティルル。

「そこまでして?私のこと好きな訳?」


は、はいっ!

少し赤くなって答えるミルドレッド。


・・・悪い気しないけど・・・。

マクシミリアンさんだっけ。あの人に敵意持たれるのとか勘弁願いたいわね。

(マクシミリアン=ミルドレッドのパパママ的存在)

ゴホッ


ガサガサッ

袋から三種の神器?を取り出すミルドレッド。

「まず『ポカリスエット』点滴と同じ成分だそうです。

あと、『バナナ』『プリン』栄養価が高い・・・。

食べやすいのでまず、、どうぞっ」


ごろーん

寝返りを打つティルル。


ミルドレッド「料理作ってますね!
それ、、(テーブルの上の三種の神器)食べられるようでしたら、、
どうぞ」


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で、出来ました!

少し熱いですが・・・


ご飯に大根を下ろしたものを少し載せ、そこに細かく切ったニラとネギを少量だけ載せて、
その上に生卵を掛けてレンジで加熱、最後に醤油を掛けたもの。

そしてショウガ湯にハチミツを加えた飲み物である。


・・・

ティルル「だんでここまでしてぐれるばげ」

プリンをまず食べているようだ。


ミルドレッド「いえ、あの。あの・・・」

あははは、、と頭をかくミルドレッド。


おいひ・・・

パクパクッ(ご飯食べてる)

「うまいわよ
あ、おいひいわよ」


う"っ

突然口を手で押さえ、下を向くティルル。


ガタッ


トイレに走り、(略)


おろおろしながら、ティルルの背中をトントン押しながら叩いていたミルドレッド。


(略)


ハーブティをやっと飲めるようになり、そのまま、、

ベッドに横になるティルル。


「料理に何かあった訳じゃないの。黙ってて御免」


何だろうと思う。


「ずっとこうなの。食べ物食べると戻しちゃうのよ」

でも折角作ってくれたから、、食べないとって思って。


「(こ、これは!)」

極度の精神的なストレス?!


「お、お医者さんにかかった方がいいのでは!」

声を荒げる。


ここでは、ROの世界では、元の世界の本人の状態がそのまま反映される。

元気ならば元気な状態として反映されるし、風邪をひいていれば風邪をひいた状態で反映される。


ゴホッゴホッ

「そもぞも、、あたしずーーっど風邪なんてひいたことなかっだどに!」


ミルドレッドは強い口調で言った。

「も、元の世界に戻った方がいいです。そしてすぐにお医者さんに!!」


ティルルは振り向く。

「医者行くと負けた気がするのよ!風邪びいだって!」(行こうよ・・・)

っでいうか御免ね、、折角色々してもらったのに。
心配掛けちゃったわね、、

しょぼーん・・・


多重人格風味な部分が炸裂しているのか?

ティルルが「御免ね」を連発して涙まで流している。


ミルドレッド「(こ、こんなに哀しそうに泣く人初めて見た!)」

恐れおののいてしまうくらい凄い。


あの、、お医者さん、、

ミルドレッドはどうしていいか分からない。

・・・


「分かった。行くわ」とベッドから出た。

(あっさり)

フーと息を付いて、


黄昏の河を泳ぐ神々たちよ、今しばし我に休息を与えん!・・・ログアウト!


プシュッ(一瞬で消える)


消えた。


じわぁ・・・(涙)

「(きっと、、すっごい重度の精神的なストレスで・・・)」


神父様みたいな、、或いは仏様みたいな、、或いはそれらを足したような(どれだけだ)

そういうお医者さんにかかるといいな・・・と祈るミルドレッドであった。


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