必須事項
嗚呼、今はこの人の相手をするのは無理、という時は相手にしない。
逃げると良いと思います。
貴方の身を犠牲にすることは無いと感じます。
ただ、
「今は無理。精神的にいっぱいいっぱいだ」
という貴方の精神上を分かりやすくを伝えた上で(分かり安すぎるくらいがいいかも)逃げるといいと思います。
その際、
「こんな奴相手にしてられない」
と嘲笑う態度をしたり、
「いい人だと思っていたのにそんな人だったなんて」
と理想を押し付けていたがゆえに失望をあらわにする態度はやめた方が無難です。
1、思い通りになる奴だと思っていたのに
2、理想の人だと思っていたのに
という上から目線は、かつて境界例の方が親からやられてきたものではないでしょうか。
また(親がその人にしたことを)しないであげて下さい。
境界例は「見捨てられ不安」があります。
だからこそ、人のおもちゃだとか、人の言いなりになる傾向があるでしょう。
もしかしたら対峙する人はそこで、加虐心が芽生えてしまうかもしれません。
「もっと自分を大切にして。人の機嫌なんて取らないで。
人の顔色なんて窺わないで」
と言うことと、
「人は必ず母親と「一体化」して育つものだけど、きっとひとりで幼少期を過ごす時間が多かったのだと思う。
だから大切な人(親友とか恋人)と過ごす時、異様にその人間とくっつきたがる傾向があると思う。
治せなんて言わないから、『自覚』だけして欲しい」
と何度も伝えると良いかもしれません。
そもそも、境界例は、「その人に非があってなったものではありません」。
運が悪くそうなってしまったのです。
いわゆる「毒になる親」に育てられてしまったのは、本人の責任でしょうか。
(※勿論、全てが全てではないと思います)
とりあえず、精神が壊れそうな場合、
避難する理由、逃げる理由を『きっちり』伝えた上で、
逃げた方が良いと思います。
あなたも共倒れになってしまうかもしれません。
逃げる時は何も考えずに冷静に避難することをお勧め致します。
友人・恋人の方へ
漫画とか映画とか小説を観るような感覚で見るといいかもしれません。
この人の本心は、こうではないのだと。
表向きに出ている表現は、歪められた末に出力されているものであり、
「Aだと思うから、Aという表現が出力される」、という一般の方のものと違い、
「Aという心が有るが、様々なことが内側の中でごちゃごちゃに混ざり合い、
(略)結果表に出力された(態度や言葉に出たもの)ものが変化している。
Aではなく、A’になっている」
という感じとでも言うのでしょうか。
出された態度や言葉を、そのまま本心だと受け止めなくても良いと思います。
あくまで可能性の問題ですが…
またか、と思って精神を持っていかれないようにして過ごして下さい。
暴言を吐かれても異国の言葉を言われているように思えれば最高でしょう。
とにかく精神を持っていかれないように・・・と思います。
境界例の方の暴言は凄いでしょうけど・・・。
暴力された場合は・・・
そういうことは言っていられないので、カウンセラーや精神科の先生等に相談すると良いと思います。
暴力はかつて親にぐうっと抑え付けられた重みが反動として出ているものなのかもしれません。
貴方に対して出ているものというよりは、物事を伝える手段が「言葉」ではなく暴力という形で出てしまっている、という可能性あります。
やられた側はたまったものではありませんが・・・
これは通常「言葉」で伝えて相手がそれを受け取って「言葉」で返すというやり取りが人格形成時に完成しておらず、言葉で伝えたら怒られる、或いは分かってもらえないという気持ちで完成してしまっているため、
「言葉で伝える」
という技術が不足している結果・・・なのかもしれません。
境界例は好きでなった病気じゃないのだからコンプレックスを持つのはおかしな話で、それを恥ずかしいと感じたり、これは元来の性格だと言う行為は危険だと思います。
あなたはずっと苦しみに勝ち、自殺もせずに生きている勇者です。
境界例という病気は、「必死に生きた証」です。勲章です。莫迦にする人間がいたら、「あ、そう」とやりすごして
「あの人たちは同じ目にあったら犯罪起こしたり自殺したりするんだろうなー」と考えてみるのは如何でしょう。
「そうなっている自分を、許してあげる」
常にこう思いましょう。
・・・と、↑その境界例の方に思えると良いと思います。
これは上から目線ですが、正方向のものなので、悪い類のものではないと思いますので、或る程度の上から目線は絶対に必要だと思います。
(見守り、という言葉が適切かもしれません)
配偶者の方へ
上記と一緒です。
お子さんがいる場合は尚大変ですが、無難に無難に、、だとか
臭いものにはフタ、なんてしていると犯罪に繋がる恐れが有ります。
境界例の方はお子さんを犠牲にする可能性が非常に高く、
「子供の個性を潰し」
「自分の思い通りのおもちゃ」にし、
「私が小さい頃はもっと不幸だった・・・と子供の不幸を自分レベルに格下げし」
など、、様々な方法で子供の育成を阻む・・・ことが考えられます。
もちろん境界例でも素晴らしいお母さんもたくさんいらっしゃると思います。
もしかしたら上記のような方は、とても少ないのかもしれません。
ただ、何か危険なものを感じたり、無視出来ない事態が起こったら上記の
「友人・恋人の方へ」
のところを参考に、真剣になって考えることをお勧め致します。
二度目ですが。
お子さんが境界例の方に犠牲になれば、そのうち犯罪が起こる可能性が有ります。
それは、、強くここで言っておきます。
(そのお子さんがお母さんの理想の子として育てられ、その子そのものの個性が育たず、
そのことに気付いた思春期に、子供の精神が崩れ・・・ということです)
友人未満, 知り合い以上 の方へ
呆れた表情、哀れみの表情、好奇心の表情・・・または振る舞いをしない。
無視したり避けたりしない。
或いは必要以上に馴れ馴れしくしない。
普通に接するのが無難でしょう。
逆に境界例の方が無視したりしても気にしない。
馴れ馴れしくしたとしても交わす。
常に偏差値50の態度で。
45にしても55にしても駄目。
兄弟・家族の方へ
触れてはいけません。
色んな事情がありますから深くは言いません。
触れてはいけない。
それしか言えません。
ただ・・・
境界例の方に強く出ている兄弟の方、少しきついかもしれませんが、境界例の方との関係(出来れば幼少期から)を丁寧にひとつずつ思い出してみて下さい。
もしかしたら、何か視えて来るものがあるかもしれません。
境界例である本人の、内側にある混沌としたものを整理整頓し、秩序をあえて作ってみた時、何か...視えて来るかもしれません。
貴方がたは、境界例の方が、親の犠牲になることで、安全な場所に居たのではないでしょうか。
今一度、少し掘り起こしてみるのも、お勧めです。
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