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小さな世界 | 現代ファンタジー小説

小さな世界 > 第4章「global」

深く

謎のエンペリシャスの男性は「ナイトライド」と言った。

騎士職はメインではないとのことだった。

詳しく色々聞きたいが、
相当な努力家らしく
1、レベル上げ
2、研究(一方で大学院生)

で多忙のようだったので、
あまりレベル上げが好きではない妹に話を聞こうと試みる花宇であった。


先日、ナイトライド氏が人が変わったようになったのは、
妹がマンモスに攻撃されたからである。

兄妹で仲良いのがあちこちに散らばっているのかもしれない。



ホワイトロウ家。
ナイトライド氏の家である。

花宇の仕事休みの日とナイトライド氏の妹の「アイリーン」のレベルアップノルマクリアでひと息ついている日、に
日にちを合わせた。

アイリーンは乗りが良くてとても明るい女性であった。

しばし関係ないことを話し込んでしまったふたりであったが・・・。


ハッ
気付く花宇。

えっと

花宇「し、深刻?な話になりますが」


(間)

・・・
ピーッ
アイリーンが1:1対話の凍結を解いた。


『もっしもし~?マジでぇ?んー
かなり・・・
ほんと?
分かった。ケーキご馳走するね!』

パチッ


アイリーンが笑う。
「私の元旦那。頭おかしいけど頭脳明晰なの
だっからぁ~解いてもらおうと思って」
ぐい~ん、と後ろに体を倒す彼女。


パタパタッ

「ストロベリーパンケーキ焼かなきゃ。
すねちゃうわ~」

急いでお菓子作りを始めるアイリーン。


かなりダメで味はアレなのだが、味覚がおかしいのだろうか?
アイリーンの元夫はこのケーキが大好きなのである。


(50分後)


バーンッ!
家の扉をそーっと開け、リビングのドアを盛大に開ける男性。

・・・

アイリーン「イザムバードさん!」


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「・・・長いですが・・・」
下を向いて花宇が言う。


ふむ。
変態なのに超イケメン顔でイザムバードが考え込んでゆっくりと答えていった。


◆この世界は7層ある。

 ◇A層が現実
  1、主がいる
  2、10人いる

 ◇B層は作りもの
  1、魔法使いの世界
  2、750人くらい

 ◇C層はもっと作りもの
  1、花宇さんの元いた世界
  2、2万人くらい

 ◇D層はもっともっと作りもの
  1、僕たちの世界
  2、50万人くらい

 ◇E層はもっともっともっと作りもの
  1、C層と同じ常識、世界観の世界
  2、700万人くらい

 ◇F層はもっともっともっともっと作りもの
  1、パン・オンラインと呼称される世界
  2、1万人くらい

 ◇G層はもっともっともっともっと作りもの
  1、C、E層と同じ常識、世界観の世界
  2、80億人くらい


◆G層を現実のものにするという目的を、A層の何かが秘めている

◆B層の魔法使いにA層の竹流がヘルパーに出ている。

◆そしていずれ花宇も力になる予定。

◆層ごとに『背骨』と呼ばれる『秘密管理人』がいる。

◆『糸』は花宇さん。

◆『背骨』と『糸』が繋がった時、或る魔法が使われる

◆全層は『音楽』にかなり影響を受けている

◆層ごとに時間の進み方が一致していなく、完全な混沌となっている。

◆バグが起こる可能性がある←イザムバードの考察


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「以上ですね!」
イザムバードがハッキリと言った。

「(一度しか聞いてないのに・・・)」
花宇は驚いて目をパチクリさせる。


エンペリシャスうんぬんよりも、、
ひとつ、僕 気になります。

しー・・・ん


チンッ

早々とオーブンの焼きあがった音が鳴った。



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