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RO二次創作

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2013年時点でのROの世界観で構成されています
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Ragnarok Online derivative works

目次 >> RO物語本編 >>  少女たち

少女たちFlower girls

この空の下だったわ
ウィリアムからあの連(れん)のネックレスをプレゼントされたのは。

いつものように桜が舞っている。
エリザ
聖職者である。
彼女は精神性と霊力が強い「アマツ」という国に来ていた。

苦しい程の桜の花びら。

夜に来たら来たできっと恐いのかしら。
桜って夜は妖艶だものね・・・

アマツは年中桜が舞い散っているという摩訶不思議な国なのだ。


真面目で固くて、きっちりしている双子の妹、エリザ
奔放で明るく、ノリばっちりの双子の姉、アイリーン

魅力的な姉を、「悪い虫がつかないように」と必死で守ってきたエリザ
パッシーン!
「もうお姉ちゃん、なんて呼ばないからね!」


あはははは
追いかけ合っていたアマツのどこかの、、花畑。


無理しすぎて、真面目だったエリザは 大人になってからアホになってしまった。
反比例して、アイリーンはすっかりしっかりした「大人の女」になった。


その頃に、幼馴染のウィリアムという騎士と結婚したエリザ

2年目に男の子ふたり。
そして5年目の今、女の子が出来た。

名前を決めにここ、アマツに来ていた。

この子はアマツで出来たのだ。

あっちこっちあっちこっちあっちこっち
あっちこっちあっちこっちあっちこっち

わぁ~ すっごくキレイ~
と大はしゃぎしながら、色々回った、あのアマツの旅行。


はぐはぐ
目を点にしながら桜餅を食べていた時。
「少し散歩してくるー」
どこかに行ってしまったウィリアム

散る桜をぼーっと眺めていたら。
しゅっ!
と首に何かを掛けられた。

ひんやりとた物体が首元にくっつく。
「ひえっ?!」

見ると、先に5つの珠がくっついているネックレスだった。

呆然と見ていると、、
ウィリアム
ひとつひとつ、珠の説明をした。

「白金(プラチナ)、金、銀、銅、鉄」

5種類の珠が繋がって連(れん)になっているデザインのようだ。

ほー グラデーションだー 感心してしまう。

「一番上が君だよ」

・・・

ハッ
これ、「いくらしたんですか?」(思わず敬語)


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オリンピックで提案があるって聞いたことがあるわ・・・
(この世界にオリンピックがあるのかと)
五輪のメダルは、金・銀・銅・鉄・アルミ・錫・鉛で上位7人にあげるべき、だという意見があるのだ。

・・・
あれ?
・・・
かつて、アイリーンと駆け回った、あのどこかの花畑。
いくら探しても見つからない。

「(あれは、あの花畑は夢だったの?)」

・・・

ラーメンでも食べよう。

いかにも汚そうな屋台に入るエリザ。(汚いラーメン屋さん=美味しいという偏見)

「うっわ!美味しい!!」
思わず声を上げてしまうエリザ

おっ
「ハイプリーストのお姉ちゃん、キレイな連(れん)のネックレス付けてるねぇ」
声を掛ける屋台の店主。

あっ
「これ、少し前に、夫からもらったんです」←上機嫌

いちにーさんし、ご、、?5連か。

ええ、ごれ、、

・・・

・・・

あ、、

いいかも

レンレン・・・」

店主「え?」



wis(1:1対話)をする。

『プラチナ、金、銀、銅、鉄 五連の子、『連々・・・レンレン』てどうでしょう?
女の子の名前』
エリザが提案する。

『いいねー』
答えるウィリアム

『私はプラチナの女ですけど、娘はそれ以上を行ってもらいたいですから』

『実は、白金(プラチナ)、金、銀、銅、鉄、錫、鉛 の7連のネックレスもあったんだよねー』

えっ
ええっ!!
周りに人がいるのにでかい声を出すエリザ

『さすがに高かったからなー』

『ケチ!!』
(せっかくなら一番いいものが欲しい女心)


そうしてその後、5連の意味を込めた レンレン という女の子が誕生した。

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なんてねー だまされましたか!
エリザがアマツから帰ってきてすぐ。
ウィリアムが手に持っていたのは。
「7連のネックレス」だった。

・・・
「だますなんて卑怯です!」

「さぷらいずです」

生まれてしまったら元に戻ったが、レンレンが一緒にくっついていた頃は元来の真面目~~なエリザになっていた。


ウィリアム
「ん?」振り向くウィリアム

アイリーン、、私の双子の姉なのですが、
子供の頃、一緒に遊んだ花畑があるのです。もう無くなってしまって。・・・どうしてもそこを探したいのです。

ふむ

無いんだったら もう人が踏み入れる場所じゃないとか
子供しかいけないところだとか。
手の平でお腹を指し示し「その子なら行けるのかも」
と言う。

「大人は行けないところなのかもね」


ウィリアムも。子供の頃にそこに 行ったことあるのね。
会話はしていないけど、何となく分かった。

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