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RO二次創作

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2013年時点でのROの世界観で構成されています
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Ragnarok Online derivative works

目次 >> RO物語本編 >>  少女たち

少女たちFlower girls

うっとうしい上司魔術師・モロン
振り回される部下、リンリン


リンリンの書いている物語を「勝手に読んだ」挙句に

何故俺が出ていないんだ!
と意味不明な怒りを生みだし、リンリンに辛く当たった。


いつもそうなのだ。
何かが好きだとリンリンが言うと、「俺とどっちが好き?」 と聞き 「もももちろんモロンさんです」 と答えると
なんでハッキリ言わないんだ!
とうっとうしいことを言う。
(うっとうしい~~~~)


しかしこれは魔術師全員に言うのである。
彼はいわゆる魔術師ギルドの権力者であるため、立場が上なのだ。

そのため、年上の偉い魔術師たちにもこんな態度である。

しかしリンリンには特に酷い。
俺の言うことを聞いて当然。と思っていてリンリンが反発しようものなら目力(めぢから)を発揮して黙らす。


さて。
基本魔術師は休日なるものがあまりないが、、それでも少しはある。
休日のことを 「ノイ」 と言う。

或るノイの日、リンリンはフェイヨン(山岳の都市)でレンレンとソフトクリームを食べていた。


レンレン「あははー、それは。リンリンさんのこと掌握(しょうあく)したいからよ~」

そういう人間がひとり欲しいってことかしら。
犬みたいなもの?
リンリンは疲れた声で言う。

レンレン「んーっ まぁ今は分かんないかも」


もう、たかが物語で、、お遊びの、、紙に書かれた物語で、、
(紙に書いたものをスパイディックに送る)

リンリンはため息をつく。

リンリンさんには特別きついよね。
レンレン「結構ね、それ有名だよー」

・・・

リンリンのソフトクリームがポトッと落ちる。


しばらく風を楽しむふたり。

「オレサマならぬ、王様ね」とレンレン


リンリン「まさにそう」
オレサマの進化体っていうか。


でもぉ
「男性ホルモンばりばりって感じ?」
レンレンがおませなことを言う。
(彼女は10歳)


ふっ

ハゲるわねっ!!

でかい声で言うリンリン


レンレンはくるっとリンリンの方に顔を向けた。


物語って、ある意味「もうひとつの独立した世界」でしょ。

現実とは違う。もうひとつの「世界」。


リンリンさんの世界にいないのがいやだったの。
王、でいたいんだろうね。

「特にリンリンさんの世界では」

レンレンはぺらぺらとしゃべった。


リンリン「(現実逃避してる・・・)」
レンレンのアイスクリームもポトリと少し落ちていた。


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たかがこんなくだらない世界・・・。

口にペンをくわえて、紙を両手で持つリンリン


王、ねぇ。

「私の世界です。どうあってもいいじゃないですか!モロンさんが王だ、って王のような立場って決めちゃうとあれなんです。
自由に書きたいっていうか」

なんて言ったら

「おい、なんだ?」
って言って

「(黙らせるんだろうなぁ・・・)」


『おいリンリン!至急ゲフェンの玩具コーナーに来い!すぐだ!』

ヒッ

思わず立ち上がって敬礼のポーズをしようとしておっと、、と我に返るリンリン

ウィスと呼ばれる1:1対話だ。


すぐに行かないとゲンコツをくらう。(痛い)

ダダダダダダダダッ


息切れして絶対に筋肉に響くような走り方をするリンリン

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