Ragnarok Online derivative works
目次 >> RO物語本編 >> 少女たち少女たちFlower girls
- 第7話:その世界に
うっとうしい上司魔術師・モロンと
振り回される部下、リンリン。
リンリンの書いている物語を「勝手に読んだ」挙句に
何故俺が出ていないんだ!
と意味不明な怒りを生みだし、リンリンに辛く当たった。
いつもそうなのだ。
何かが好きだとリンリンが言うと、「俺とどっちが好き?」 と聞き 「もももちろんモロンさんです」 と答えると
なんでハッキリ言わないんだ!
とうっとうしいことを言う。
(うっとうしい~~~~)
しかしこれは魔術師全員に言うのである。
彼はいわゆる魔術師ギルドの権力者であるため、立場が上なのだ。
そのため、年上の偉い魔術師たちにもこんな態度である。
しかしリンリンには特に酷い。
俺の言うことを聞いて当然。と思っていてリンリンが反発しようものなら目力(めぢから)を発揮して黙らす。
さて。
基本魔術師は休日なるものがあまりないが、、それでも少しはある。
休日のことを 「ノイ」 と言う。
或るノイの日、リンリンはフェイヨン(山岳の都市)でレンレンとソフトクリームを食べていた。
レンレン「あははー、それは。リンリンさんのこと掌握(しょうあく)したいからよ~」
そういう人間がひとり欲しいってことかしら。
犬みたいなもの?
リンリンは疲れた声で言う。
レンレン「んーっ まぁ今は分かんないかも」
もう、たかが物語で、、お遊びの、、紙に書かれた物語で、、
(紙に書いたものをスパイディックに送る)
リンリンはため息をつく。
リンリンさんには特別きついよね。
レンレン「結構ね、それ有名だよー」
・・・
リンリンのソフトクリームがポトッと落ちる。
しばらく風を楽しむふたり。
「オレサマならぬ、王様ね」とレンレン。
リンリン「まさにそう」
オレサマの進化体っていうか。
でもぉ
「男性ホルモンばりばりって感じ?」
レンレンがおませなことを言う。
(彼女は10歳)
ふっ
ハゲるわねっ!!
でかい声で言うリンリン。
レンレンはくるっとリンリンの方に顔を向けた。
物語って、ある意味「もうひとつの独立した世界」でしょ。
現実とは違う。もうひとつの「世界」。
リンリンさんの世界にいないのがいやだったの。
王、でいたいんだろうね。
「特にリンリンさんの世界では」
レンレンはぺらぺらとしゃべった。
リンリン「(現実逃避してる・・・)」
レンレンのアイスクリームもポトリと少し落ちていた。
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たかがこんなくだらない世界・・・。
口にペンをくわえて、紙を両手で持つリンリン。
王、ねぇ。
「私の世界です。どうあってもいいじゃないですか!モロンさんが王だ、って王のような立場って決めちゃうとあれなんです。
自由に書きたいっていうか」
なんて言ったら
「おい、なんだ?」
って言って
「(黙らせるんだろうなぁ・・・)」
『おいリンリン!至急ゲフェンの玩具コーナーに来い!すぐだ!』
ヒッ
思わず立ち上がって敬礼のポーズをしようとしておっと、、と我に返るリンリン。
ウィスと呼ばれる1:1対話だ。
すぐに行かないとゲンコツをくらう。(痛い)
ダダダダダダダダッ
息切れして絶対に筋肉に響くような走り方をするリンリン。


