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RO二次創作

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目次 >> RO物語本編 >>  少女たち

少女たちFlower girls

オレサマならぬ、オオサマ。李 魔栄(リー モロン)。

その風格は間違いなく 「王」 であろう。



ハッハッハッ

『つ、着きました!えっと玩具コーナー!』
息を切らして、上司のモロンにウィスをするリンリン


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玩具コーナーの横に、秘密の 「レディ・コーディネート屋」 なるものがあった。

宝石から服から美容院やらヘアメイクやらが集まっているところである。

リンリン「こ、、こんなハイ・ソサイエティ(上流階級)のとこ、無理です・・・」
目を回すリンリンだったが、

「面倒だからそのままやってくれ。丁寧にな」

意味不明なモロンの言葉の後に、

コーディネーターたちから色んなことをされるリンリン


服、髪型、とりあえず「お洒落に飾り立てられた」のだ。


ふん
モロン「その程度か
俺の部下は『絶世の美女』じゃないと駄目なんだよ」

飾り立てられたリンリンに、奥から出てきてこの言葉。


彼いわく、リンリンがみっともないと上司であるモロンまで変な目で見られる。

だから絶世の美女になってくれ。である。

リンリン「(毎回毎回、、変なことばっかり・・・)」



そんなに私は、、みっともないですか。

「連れて歩いて恥ずかしい存在なんですかね!」
声を荒げるリンリン

恥ずかしくないぞ。
あっさり答えるモロン

究極になってもらわないと困ると
「言っているんだ」

無能なのはどうしようもないとして
「容姿だけは俺の部下として相応しいレベルになってくれ」


あ、ありのままの私を、、
認めてくれないんですか??

お洒落したい気持ちもあるが、あまりの言い様に食ってかかるリンリン

マァマァ、、となだめようとするコーディネーターたちを押しのけた。

「ありのまま?
もったいないと言ってるんだ。
おまえは充分綺麗なのに

世間は飾り立てたおまえの方を評価する。
だからそれに合わせる。

俺は何もしないおまえの方が好きだが」


・・・

ハッ
「(綺麗って言った?あれ??)」

リンリンは言った。
「き、綺麗っていいいいい言ってくれましたよねっ??
う、嬉し、、」


冗談に決まってるだろ
普通に言うモロン

「おまえはすぐ調子に乗るからそう言っておけば、自然に綺麗になんだよ
暗示ってやつだな
女が掛かりやすいんだ」


ガクーッ

崩れ落ちるリンリン


1、色気は付けちゃ駄目(安売りしている雰囲気が出るから)
2、肌はなるべく露出しないように(同じく安売りしている雰囲気が出るから)
3、怒り、は顔で表せ。言葉に出すな
4、口紅は必ず指で付けろ


ドン引きするリンリン

これらのことをオオサマに言われたのである。

モロン「おまえは「NO」とは言えない。まぁ頑張れ」


普段、無能過ぎて散々モロンに迷惑を掛けている。
そういうことを言われても、怒りだとかは感じなかった。

普段迷惑掛けているし、、こういうので挽回しなきゃ・・・
ドン引きした後に冷静にそう思うリンリン


モロンさん、、、

私・・・モロンさんをどう出していいか分からないです。
物語に。


だって

王は・・・

最高位でしょ。

「それを超えるキャラが出せないから、、物語進みようがない・・・」

そんなことを思う。


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ホタルヶ丘。
フェイヨンにある場所である。


年中ホタルが飛び交っている不思議な場所である。
そして色とりどり。


モロン「カップルが多いな」

幸せになりますね~。とニコニコ顔のリンリン


・・・
っていう訳なんですよ。
リンリン

ふむ。とモロン


ねっ
「最高位の人を出しちゃうと。それを超えるキャラが出来ない。
だから物語を進ませにくい・・・自由度が減っちゃうんです」


でも
「信じて。私は、、モロンさんが一番良いキャラ、、、えっと。
モロンさんが、、私の世界の、、一番良いキャラ、、だって思います」

モロン「当然だ」

リンリン「だ、だから、、出せないけど、、わ、私を信じて欲しいんです。
あなたは、、その
ててて、てんのうへいk・・・」

クスッ
モロン「もういい」

分かったよ。
いじめすぎたな。


雷が鳴った。

まるで、「ここからまた新たに」という仕切りのしるし、、のように。

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