桃色旅行記の目次
       

 

 

 

血・・・



ティア ノイディ イルクナ ツ! セシリア

ばしゅ~~んっ!!

海から竜が現れた。

だいぶ青い色で、「青竜」という名が似合いそうだ。


ひと通り竜と遊んでから
セシリア「元気そうだ」

とセシリア。


竜だぁ
金ぴかの竜とかもいるのかな
聞くレンレン。

セシリア「虹色とかもいますよ」


大陸で数十人しかいないと言われている『竜使い』。
セシリアはその人であった。

と言ってもすごいことが出来るのではなく、
竜を呼び出したり遊んだり、、だけなのだが。


シャノン「『セシリアの名に於いて命ず。いでよ暇なドラゴン!』」

レンレンの隣にいた修羅(修行僧の最上位職)の女性が言う。

セシリア「そう 良く分かったな!」

シャノン「分かった!」

セシリアとシャノンは幼馴染。
修道士という職があって、そこから『聖職者』『修行僧』、へと分かれてゆくのだが、
セシリアは前者、シャノンが後者であった。


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『アルナベルツ教国にはたくさんの念が眠っていて面白い』

そういう都市伝説を聞きつけ、
(都市伝説=本当か嘘か分からないが、まことしやかに流れている噂)

アルナベルツの首都・ラヘルに行ったはいいが、あまりの念の強さに
周辺のフィールドで倒れてしまったレンレン。

免疫と一緒で、一度体験してしまえば次はもうかからない。
初めてだったがゆえに・・・という訳だ。


そこで知り合った、

不思議な女性ふたり。

赤い髪の聖職者、セシリア、
青い髪の修行僧、シャノン。


あの日
レンレンを介抱したセシリアとシャノン。

とある話をレンレンから聞き、

ここ、ラヘル内?の海に来た、、という訳だ。


(続き)


低音が鳴り響く。
『聞きなさい。こういうことなんだけど』

セシリアが竜に問い掛ける。



バシャッ

くるっと竜に背中を向け、レンレンとシャノンの元に向かうセシリア。

シャノン「駄目だったか!」

セシリア「うむ」

レンレンは肩を落とした。

時期が悪いのかなー
セシリアが呑気に言った。


『竜使い』。

メルヘンな世界に人を連れていったり(メイン)
竜と遊んだりする、、というもの。


レンレン「(本当は『その世界』に連れて行くことが出来るのよ)」

気付いているのはレンレンのみだ。(除天人、闇人)


パチャッ
パチャッ パシャッ

エアノ!!

セシリアが海に戻り竜と会話をした。


セシリア「ヌシワナー ルバピル ニテ? ロロナ。ロンロン ティエ」

青竜「ノンノ(首振り)ルイルナレソ」


どうやら、『ロンロンナイト』の話をしているようだ。

龍々騎士。
ロンロンナイト。

国王がセシリアの誕生日にプレゼントしたゲームである。
(竜使いは希少人種のため、少し特別扱い)

セシリアはゲームが得意のため、
必死で難しいものを多くの人間たちに作らせて贈ったのだ。

シャノン「ずっとラスボスが倒せないみたい」
レンレン「諦めなさい、って竜がいじわる言ってるねぇ~(苦笑)」


バシャアァッ

セシリアが青い竜に乗って遊びだした。


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クレイン道場(シャノンの家)。


ココアを飲むレンレンとセシリア。


奥から格好良くシャノンが出てきた。

コトッ!

「ネコリンゴです」
ウサギリンゴ(おなじみの)ではなくネコの形に切ったリンゴをふたりの前に置くシャノン。


セシリア「ゴールデンノイだからたくさん見れますな!」

海で、のことである。

ゴールデンノイ=ROのゴールデンウィーク

シャノン「マラン島(ネコの島。海が美しい)いくか」


・・・


ピーッ
空間に三角を描き、ゲーム機を出すセシリア。

セシリア「だめだ!
クリアできねぇ」


二体のボスがくっついていて、
お互いがヒールし合いあい
力を分け合っている。

しかし二対を一気に倒そうとすると二倍の反撃を受けるのだ。

シャノン「セシリアが倒せないのなら誰も無理ですな」


ロンロンナイトだ。(さっきの)

ピトンッ
ピトンッ

セシリア、シャノン「え?」

ふたりは後ろを振り返る。


何もない空間。
水滴っぽい音。

・・・?

?不思議な現象にしばしぼーっとするふたり・・・。



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