RO二次創作

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2013年時点でのROの世界観で構成されています
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Ragnarok Online derivative works

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マックとミリーMack & Milly

その長身の男性は「シノグ(凌)」と言った。
稀中の稀(まれ)の「和風系」である。


マクシミリアン「和風系ですか・・・」

さすがに落ち着いているマクシミリアンもついこんな口調。


このRO(ラグナロクオンライン)の世界では、「西洋系、東洋系」に分かれているが、

少ーしの分配で「希少人種、『和風系』」という人種が存在する。


配分は、

西洋系:東洋系:和風系=7:3:0.5 である。

0.5なら、7と3も微妙に変わるが、省略。

そのくらい少ない人種なのだ。


しかし、でかい。


マクシミリアンは「(女が男を見上げる時の感覚ってこんな感じか)」

と思った。


マクシミリアンは上機嫌だった。

二日続けてレアなアイテムがMVPモンスター戦で出、

「充実した」と心から思っていた。


そんな時、ひょんなことで知り合ったウォーロックの男性、シノグ。

(※ウォーロック=魔術師系の最上位職)


フェイヨン(山岳の都市)の森で、読書しているうちにうとうとしてしまったのだろう。

顔に開いたままの本を乗せ、眠っている男性がいた。


マクシミリアンは視力が良いので(両目2.0)見えたのだが、

本の題名が「マルゲリトスの氾濫」だった。


「(それ 読みたいんだけど

前から元々知ってて)」

興奮のあまり、貸してもらえないだろうかとすら瞬時に思えるくらいである。

まだウィザードの頃から読みたくてしょうがなかった本だ。


内容は、

マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』と
ジェイムズ・ジョイス『ユリシリーズ』を

足して二で割ったような眠くなりそうなものである。


何とかして読みたい、貸してもらいたい、と思ったマクシミリアンは

彼の傍に行き、

ずっと、彼が起きるまで待った。


彼はぼんやりと

太公望の釣りを邪魔せずに傍でずっと待っている文王とか

諸葛亮が寝ているのをずっと起こさずに待っていた劉備みたいだな とか

そんなチャイニック(という単語があるのか?)なことを考えていた。


そして起きた彼。


かなり柔和な感じで優しそうだった。


「(ニンジンでもあげればいけるんじゃねーの?)」

その通りだった。


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嘘つき!嘘つき!

母さんの嘘つき!


的なことをず~~~~~っと考えるマクシミリアン。


シノグは外見とは全くズレる程の、「いじりキャラ」であった。


柔和そうなのは外見だけで、典型的な悪の部分を抜かした「ジャイアン!!」である。


いじられまいとして必死に抑え、「チッなんだ。いじり甲斐のない」

ととうとうシノグはいじるのを諦めた。


スマイルを浮かべてシノグは言った。

「有難う御座います。ニンジン」

ニコッ


それだけ見ると本当に優しそうな青年なのだが・・・

どう考えてもいじ「られ」キャラなのだが・・・。


これ、お貸ししますよ。

スッ

『マルゲリトスの氾濫』



「有難う御座います」

お礼を渡さねば、、と紳士な彼は倉庫からイグドラシルの実を持って来た。

(イグドラシルの実=とても高級な回復剤)


ニンジン頂きましたので、結構です。ニコッ

さわやか~なスマイルで遠慮をするシノグ。


「ニンジンてだって、あれ10zenyだぞ」

つい素の口調になってしまう


じゃあそうですね。あなたの一番大事なものを下さい。ニコッ

同じスマイル


「(一番大事なものなんて分からないけど、極端だな)」


でも何かこの、ちょっとズレてるところが「(誰かに似ている・・・)」

と思ったマクシミリアンである。


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レベルが近かったのでパーティを組んで一緒に狩りをするマクシミリアンとシノグ。

パーティとはグループ契約で、レベルが近いと経験値(レベルを上げるためのもの)が平等に配られる。


「マックさんそこ場所違う!」

「(マックさん?)」


キョどるのは最初だけで、徐々に・・・

慣れていくのが普通だ。が。


キョドりっぱなしのマクシミリアンだ。



相性が悪いのに、片方が一方的にズンズン行く、というパターンの典型と言えよう。


指示を出そうとしてシノグを見た・・・

「(どう考えても線の細い人にしか見えないぞ)」

でもあの性格は豪胆な男そのものだな



狩りの収集品を、お店での収集品商人に買い取ってもらう。


その後、フェイヨンの食事処に行くことになった。


嗚呼

ニコッと笑ってシノグが言う。

「知ってますよ。その子」

「(その「子」なんだ)」

驚くマクシミリアン。


シノグ「面白い子ですよね~~」

面白いっていうか女王様だな

参照


昔はそんなことなくて 優しい子だったんですけどね


マクシミリアンは恐れおののいた

「(やけに余裕だな)」


あの子、ハイウィザード。魔術師とか

そういう男性好きですから、


言い掛け、


「あなたティルルの好みド真ん中かも!」

と言った。

???

う?と思わず顔がひきつるマクシミリアン。


★僕は元はシャドウチェイサーだった。

★でもティルルはハイウィザード男性が好き
(ウォーロックは嫌い)

★だからちょっとなってみるか、となってしまった


ウォーロックになった時点で「興味ないわ!」って捨てられちゃった

あ、本当に捨てられた訳じゃないんですけど
興味失われてしまったんですよね。


「でも」

あなたは彼女の「超好み」かも。


「でもウォーロックは嫌いなんだろ?」

(マクシミリアンもウォーロックである)


「あなたなら大丈夫ですよ」

ふむ

「でももう、あの女王様は御免だな」

と思うマクシミリアン。

・・・だったが

「(ミリー助けるチャンスなのかな・・・)」

とも思うマクシミリアン。


ミリー、、とはミルドレッドという魔術師で、マクシミリアンがパパやママのように過保護に面倒を見ている、そんな人物である。

先程話題に挙がっていた女王様キャラ・・・
「ティルル」なる人物と仲良くしたがって頑張っていたが、拒絶されまくり、ミルドレッドはすっかり落ち込んでしまった。


その姿を見て、マクシミリアンは色々考えていたのだ。


「(でもあの女王様はな・・・)」

目をつぶり、面倒臭くて眠くなりそうなのを必死でたえるマクシミリアンであった。

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