RO二次創作

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2013年時点でのROの世界観で構成されています
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Ragnarok Online derivative works

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マックとミリーMack & Milly

マクシミリアンとミルドレッド。
マックとミリー。

ふたりが出会った頃の 恐竜がまだいた頃のお話である・・・。
前編

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でも私、胸がこんなだから(ぺたーん)ドレス選ぶのに苦労して。

マクシミリアン「俺は華奢(きゃしゃ)で胸がない、、微乳?だっけ ああいうのが好きだ」


ほ、ほんとですか?

顔を真っ赤にしてすごく嬉しそうに女性は言う。

それよりも、
マクシミリアンはノートをペンでトントントン、と叩いて、

「俺はマクシミリアン(MAXIMILIAN) 君のも書いてくれ」

と、先にこっちを済ませてくれ、という感じでノートを渡した。


前回のパーティ会場。


ふたりは階段を上りきった場所のある段の隅っこに座り、雑談をしていた。


「ミルドレッド(MILDRED)」


いい名前だな。

マクシミリアンじゃない!というような優しい笑顔でミルドレッドに微笑み掛けた。


有難う御座います。

そう言って、ニコッとミルドレッドも微笑んだ。













マクシミリアンさん?


マクシミリアンさん!


・・・?


どこかお具合でも!!


「(・・・あれ)」


マクシミリアンさん!





・・・?



マクシミリアンは片手で顔を覆った。


待て。

確かここは

「(パーティ会場だ。RO(ラグナロクオンライン)の中。)」

(ラグナロクオンライン=ここでは三次元を模した、という世界。

ゲームであり、ログイン、ログアウト、で 元の世界から行き来する)


あの、、、

心配でおろおろしているミルドレッドが横にいる。


・・・


人間の顔なんて骨と筋肉の上に付いている皮膚、、脂肪も個人差があって
そこに雑多なものが機能として入り組んだ上での、、

「この人間」と識別するためだけのものだと思っていた。

「記号」だと。


みんな同じ顔だったら区別付きずらいしな。

とマクシミリアンは思っていた。


美術とか芸術品とかさっぱり分からなかった。

視覚的なもので感動するだとか そりゃ腹減ってる時に大好物のものが目の前にあったら

視覚的なものとして「良」や「優」に映るかもしれないが。

と。




有難う御座います。

ニッコリ笑ったあの顔は



「(あれは一体何だ・・・)」


何を見ても何を聞いても何を読んでも何をどうこうしても

全部二次元だった。

それは決して世の中をどうこう思っている訳ではない。最適化しているだけ。


「(こいつ、七次元くらいあるんじゃないのか)」


心底疲れて、このままログアウトするとか着替えてRO内の家(というのがある)で寝るとか着替えるとか

全てが面倒臭くて腹が立った。


ここはジュノーというシュバルツバルド共和国の首都で

首都ということでたくさんの施設がある。


「(このまま面倒臭いからどっかのシティホテルにでも泊まって(あるんだ)そのまま寝よ)」

と思った。



マクシミリアンは言った。

「ハッキリ言うが。君は俺の超好みらしい。

恐らくだが。
だから 疲れるんだ すごくな。

好みの人間の傍に居るといちいち心臓の心拍数や脈拍が上がって、心臓に悪い。

俺は落ち着きたい。

無礼を許して欲しい

楽しかった。また会おう」


彼は面倒臭くなってので、許可も得ずに勝手に彼女の腕時計をカチカチいじり、

ROの世界の「友達登録」というお互いがログインしているか分かる登録をした。


カチカチッ 自分も友達登録を済ませる。

(この世界の友達登録etc は腕時計式)


階段を降りながら振り返って言った。

「ミルドレッド。

もうすぐ24時だ。お姫様はもう帰る時間だよ」


え?

ミルドレッドは腕時計を見る(時計機能もある)。『23:52』


「あ、あのっ、私」
先程から機嫌悪そうなマクシミリアンに「何かしたかな!」と思って謝らないと、と思って立ち上がる。


「えーと また会えますか?」


「会いたくない」即答

マクシミリアンは普段はこんなに短気ではない。


「な、な、何故。あ、はい・・・。すみません・・・」

しょぼーんとするミルドレッド。


「Good-bye。・・・See you again じゃないからな」


待ってください。

蚊の鳴くような声。

誰も聞き逃すだろうに、マクシミリアンは即座に振り向いた。


私、「臨書(=ROの世界のブログ)」書いているんです。

URLお教えしますので、もももももももし良かったら是非


・・・

頭の回転の恐ろしく早い、、マクシミリアンは分かった。

「(ネタ確定だな)」

俺たちのやりとり全部。



まさにその通りだった。

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