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RO二次創作

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2013年時点でのROの世界観で構成されています
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Ragnarok Online derivative works

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マックとミリーMack & Milly

あらまぁ
ざわざわ

・・・

ティルルは面白くない


一流(略)全部呼んでお洒落したのに

服もメイクも髪型だって。

香水も。靴も(靴が一番大事)。



わらわらわらわらわら


・・・

腕を組んで「私がこの人の主人なんですけど!」オーラを出しまくるティルル。


無視する大衆。


女性、男性、わらわら・・・ ありとあらゆる人間たちがアルキスの元に集まった。

子供、大人、老人、女性、男性、動物、召し使い、
(動物?)

ゲ○、レ○ビ○ン、ニュー○ーフ、GID(心と性が逆)、ストレート

(おいおい・・・汗)


アルキスはいつも通りスルーして適当にやりすごしていた。

きゃあきゃあ

赤い顔した人々が興奮しながらアルキスと親しくなろうと色々頑張っていた。


フンッ!

ツカツカ歩いて行ってご馳走が並んでいるところに行くティルル。

はぐはぐ

豚肉、野菜、牛肉、野菜、鶏肉、フルーツ、

羊肉、スープ

極めて少量ずつだが、次々とまんべんなく口にする。


「ちょっとお、龍肉ないわよ!今年の干支なのに」


ビクッ

パーティの召し使い係のひとりと思われる人間がパタパタッとやってきて

あ、

す、すすすみません!

と謝った。

「で、ですが あの りゅ、龍肉、龍肉はちょっと」


「えっ!・・・まぁ・・・そうよね」


・・・

「え?」とした顔をする召し使い。


・・・失礼しました。丁寧にスカートの両端を上げてスッとお辞儀をした。


「ティルル様」


「アルキス」


群集を上手く抜けて、ティルルのところに来たようだ。

ムッとしながらティルルは言った。

「私なんだからね!主役は」



お嬢様と執事。


あまりRO(ラグナロクオンライン)にはログインしない。

しかし今回のイベントで久し振りにログインしたのだ。


シリーズの主役、マックとミリー。
マクシミリアンとミルドレッド。

が、出会った パーティ内での話である。


だからこの話も相当昔、、ということになる。



アルキスは全然普通だ。美男でも何でもない。

本当に普通だ。


なのに妙にモテる。

身近にいないだろうか。何かの特徴だとか能力だとか容姿だとか

な~んにも持ってないのに

何故かモテる人。


いや、身近にはいないかもしれない。


しかし人生で何度かは「何故?」という程 理由がないのにモテる人に会うことがあると思う。


アルキスはそういう類の人間であった。


しかしアルキスにとっては、、みんな紙人形のようであった。


「アルキス、私の格好、どう思う?」

アルキスばっかりモテモテなのが癪で癪でしょうがなくて怒鳴りながら聞いた。
(怒ってばっかり~)


「どんな、って言われてもなー」


よっし!

ガッツポーズを取るティルル。


★「可愛いですよ」=「たいしたことないですよ」

★「いいですね」=「どうでもいいです」

★「んー分かりません!」=「可愛いって言ったら俺カッコ悪い」

★「どんな、って言われてもなー」=「可愛い。ここはごまかせ!」

★「いまいちです」=「無の心境にならねば」



でも、、一番下の評価までは行ってないのね、、

ガックリくるティルル。


・・・


階段を上り、踊り場のところの窓のところで、

ぼ~っと、外の景色を観るティルル。

パサッ

パンフレットを開ける。

映画上映室という部屋がある。

「(きっとルーンミッドガッツ王国とシュバルツバルド共和国の歴史とかのよね・・・)」


・・・

行ってこようかな


「こんにちは。あ、こんばんわ。は、初めまして」

知らない男性が話し掛けてきた。


ティルルを褒めてくる彼。

・・・

ぽかーんとしていたが。

だいぶ経ってから、、


「ふははっ!面白いわぁ」

と高らかに笑った。

菊花の花の如く。


と、同時に、「話し掛けたかったけど話し掛けられなかった軍団」が

(略)


階段の一番上の段に脚を組みながら座り、

ワイングラスを傾けながら(グラスに入っているのはブランデー)

「あたしのためになにしてくれるのぉ~?(酔ってる)」

お酒をゴクゴク呑みながら上機嫌のティルル。


アルキスは遠くから眺めていたが、

機嫌が良くなって良かった、、と安心すると同時に
お酒呑みすぎて大丈夫だろうかと心配した。


そのまま、、

彼女は先程の映画上映室なるところに行った。


軍団は敬礼してその姿を見送った。



・・・ぐすん・・・

泣き上戸でもある(しかもお酒入ってるし!)ティルル。

すっかりこの大陸の中の国々の歴史に感動し、涙してしまった。


「(作り物の世界だって分かっでぶば。ゲームの世界だって・・・

でぼ、、グリエイダーざんだちが一生懸命考えたんだって思うどっ・・・

ずっと、、寝ずに作っだり・・・ユーザーだちから『つまんない』なんて言わでだり

でも、、それでもだぐざんものをグリエイトじで・・・うっうっ うっ・・・)」



女王様でわがままなティルル。


極端な人格をたくさん持っている。


泣いているティルルを、、上映室にいた人間たちはハラハラしながら見守っていた。


スピー
いつの間にか眠るティルル。


・・・

わらわらと集まる人々。

そこには

芙蓉の花のような すぐに消えてしまいそうな はかない女性がいた。

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