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第5章:大国主の話

第12話:月光で

新解釈の古事記


スサノオのマスター・ピース:「大物主(おおものぬし)」の物質力を豊かにする力、
葦原中国の元々のバランスの良さ、
そして、スサノオの六代下の子孫、オオナムチの血が葦原中国に行き渡り、、

葦原中国はとても豊かになっていった。

精神だけでなく、物質的にもとても豊かに。

いつぞやの「オオゲツヒメの種」が国中に広がり
稲穂が実る、様々な穀物が実る豊かな国になったのだ。

スサノオの子供:大物主命
スサノオの六代下の子孫:オオナムチ
スサノオがきっかけとなったオオゲツヒメの残した穀物の種・・・


図らずも、スサノオが葦原中国を豊かにしていったのである。

人間たちは自分たちの遠い祖先であり、豊かさの根源である『スサノオ』を忘れることはないだろう。
今でも、スサノオの名が特に知られているのは、人間の本能的な部分が働いているがゆえ、かもしれない。


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さて、アマテラスは天上から葦原中国を見て、その美しさに見とれた。
こんな豊かな国ではあるが、
やはり精神:物質の配分が7:3なので「すごく丈夫!」という国ではない。
台風だとか津波だとか、普通程度に災害はあるだろう。

そしてなにより、海の神:スサノオが海を治めていない。
(※理由

天上、つまり高天原が葦原中国を管理し、治めるのがいいのではないか?と
彼女は思った。

彼女の子孫を葦原中国に送り、
その子葦原中国を治めさせる・・・

そうした方がいいかもしれない。
天が管理した方が。


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オオナムチの邸。

妻問いの旅をスセリヒメとやり遂げ、
数十年の月日が経っていた。

相変わらず二十八歳の見た目のオオナムチ。


知恵の神があちこちにおり、その知恵の神たちがオオナムチの邸でオオナムチに仕えている。

もう、「大国主命(愛称:オオクニヌシ)」と名前を代えている。

国中の祖先に当たる存在になるのだから、とスサノオがスセリヒメ越しに勧めた名前である。

210柱もの子供たちを作ってしまった。
オオクニヌシは「変な男神として後世に残るだろうなぁ~女好きだよなぁ~」とつぶやいた。
諦めを含むような声で。

傍の知恵の神(のうちのひとり)は「いいじゃないですか。モテて。後世ではそう残ります」と言った。

邸は海のすぐ近くにあり、
とても見晴らしが良い。

「本当は本妻(スセリヒメ)ひとすじ、って
伝わらないかな」
とオオクニヌシは聞くが
「・・・・・・難しいと思います」
と知恵の神は渋い顔をして言った。


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その夜のことである。


オオクニヌシの寝室に、アマテラスが現れた。

とても驚いたオオクニヌシであったが、
「あ、えーと・・・す、スサノオさんの姉上?」
と言った。

美しいアマテラスは窓から入る月の光で輝いている。

「ご相談があって、参りました」
香の香りが漂うような不思議な心地良さがある声であった。


第5章:大国主の話「第12話:月光で」


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